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グリー:ネット関連で買収検討、日米ゲーム制作部門の再編終了

従業員の1割弱にあたる希望退職を 実施する交流ゲーム大手グリーは、ゲーム以外の新規事業に積極的に取 り組む方針で、インターネット関連分野での買収を検討している。秋山 仁執行役員常務が15日、ブルームバーグ・ニュースのインタビューで明 らかにした。

秋山氏は買収の「ターゲットはいくつか特定できている」と説明、 新規事業について「積極的にやっていきたい」と述べた。また日米のゲ ーム制作体制について、再編を完了したと説明した。

「釣り★スタ」や「探検ドリランド」などのヒットゲームを生み出 したグリーは、スマートフォン(多機能携帯電話)への移行により、従 来型の携帯電話向けのゲームの収入が減少し、業績が悪化している。コ スト削減のため希望退職を実施し、英国や大阪などの拠点も閉鎖した。

秋山氏は、想定する買収額については「大きいものは考えていな い」と述べた。またゲーム分野は、必要な資産はそろっているとし、現 在の体制で業績回復を目指す考えを示した。

日米のゲーム制作部門の再編では、日本と米国のスマホやタブレッ ト端末でアプリをダウンロードして遊ぶゲームの制作部署を統合し、日 本のブラウザ向けゲーム制作部門から分離した。それぞれの異なる市場 への対応と責任の明確化が目的。

グリーの売り上げは2012年1-3月期をピークに減少傾向にある。 秋山氏は、従来型携帯電話向けゲームからの落ち込みが厳しいと説明し つつ、「スマートフォン向けは伸びている」と強調した。その上で、自 社制作の新規ゲームを出すことで「回復できる」と話した。

同社の11月13日の発表資料によれば、1-6月期には約3本の自社 制作によるブラウザ用のゲームを投入する計画。売り上げと利益の反転 時期は4-6月期と見込んでいる。

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