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【FRB要人発言録】支援策やめるべきではない-イエレン氏

11日から17日までの米連邦準備制度 理事会(FRB)要人の主な発言は次の通り(記事全文は発言者の氏名 をクリックしてください)。

<11月14日> バーナンキFRB議長(ベイルートで開催のアラブ銀行連合(UAB) 会議に寄せたビデオ講演で):最も重要な目標の一つは、市場の衝撃や 深刻な景気低迷を切り抜けられるよう銀行が資本を量、質ともに拡充 し、かつ十分な流動性資産を手元に確保するのを確実にすることだ。

イエレンFRB副議長(上院銀行委員会で証言):株価はかなり力強く 上昇してきたが、(株価収益率など)従来の基準で計れば、株価がバブ ルのような状況を示唆する領域にないことが分かるだろう。

イエレンFRB副議長(指名承認公聴会での証言後の質疑応答で):極 めて力強い景気回復を達成するために、金融当局としてできることを行 うのは責務だと考える。

イエレンFRB副議長(指名承認公聴会での証言後の質疑応答で):支 援をやめないことが重要だ。特に回復が弱々しく、また短期金利がゼロ という現状で景気が腰折れした場合に金融政策として利用可能な手段が 限られている状況では、支援をやめるべきではない。

イエレンFRB副議長(指名承認公聴会での証言後の質疑応答で):徐 々に政策を正常化させ、金利を通常水準に戻す上で、経済を前進させる 低金利政策を追求することが最も確実な道筋だろう。

イエレンFRB副議長(指名承認公聴会での証言後の質疑応答で):資 産価格の不均衡に対処する手段として金融政策を利用することを排除は しない。

イエレンFRB副議長(指名承認公聴会で発言):財政面の足かせが大 きかったことを考慮すれば、これまでは2%程度の成長だったものの、 米経済はさらなる勢いを示している。

イエレンFRB副議長(指名承認公聴会で発言):FRBは景気回復の 継続と物価安定性の維持に向け必要に応じて金利上昇を促すだろう。

イエレンFRB副議長(指名承認公聴会で発言):不必要なボラティリ ティを低下させることをわれわれは望んでおり、そのために明確な情報 伝達に一段と努力する必要があろう。

イエレンFRB副議長(指名承認公聴会で発言):当局の政策の目的は 特に高い失業率の影響を受けている人々を中心に、すべての国民に幅広 く利益をもたらすことだ。

イエレンFRB副議長(指名承認公聴会で発言):連邦準備制度が政治 の圧力にさらされる法案について非常に懸念している。

イエレンFRB副議長(指名承認公聴会の証言テキストで):力強い景 気回復でFRBは最終的に、金融緩和策を縮小し、資産購入などの非伝 統的な政策手法への依存を低下させることが可能になろう。現在の景気 回復を支援することが金融政策をより正常なアプローチに戻す最も確実 な方法だと確信している。(失業率は)依然として高過ぎ、これは労働 市場と経済動向が潜在力を大きく下回っていることを反映している。 (住宅市場は)危機を脱した。

プロッサー・フィラデルフィア連銀総裁(ワシントンで講演):連邦準 備制度の金融政策目標を物価安定のみに、あるいは少なくとも第一に取 り組むよう再定義することが適切となろう。これは2つの事実に基づい ている。金融政策が雇用のように実に変化しやすいものに対して持つ影 響力は非常に限られているということと、不換通貨の体制にあっては中 央銀行のみが物価安定を確保できるということだ。

<11月13日> バーナンキFRB議長(FRB本部での教員を対象としたタウンホール 形式の会合で):FRBの透明性と公開性、説明責任の改善が私の FRB議長としての最優先課題の1つだ。FRBは物価安定と完全雇用 という2つの責務を達成していない。インフレに関してFRBへの信頼 が非常に強い。労働市場も今後より力強くなろう

<11月12日> ロックハート・アトランタ連銀総裁(ブルームバーグラジオのインタビ ューで):債券購入縮小の前にインフレ率が目標に向かう幾らかの動き を見たい。インフレ率は安定しているが、低過ぎる。

ロックハート・アトランタ連銀総裁(アラバマ州モンゴメリーで講 演):成長加速を達成するには、2つの展開を目にする必要があると思 う。まずは消費活動が回復し、次に財政の足かせが弱まる展開だ。債券 購入の縮小について12月17-18日の会合も含めて今後のFOMCで議題 にすべきだ。

コチャラコタ・ミネアポリス連銀総裁(ミネソタ州セントポールで講 演):(月額850億ドルの債券購入を近く縮小した場合)当局の目標に 向けた米経済の進展を現在のすでに緩慢なペースからさらに抑制する。

フィッシャー・ダラス連銀総裁(メルボルンでの講演後の質疑応答 で):雇用者数が増えるのに伴い、デフレについての私の懸念は薄らい でいる。

前回の発言録はここをクリックしてください。

--楽山 麻理子. Editors: 麗英二, 大久保義人

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