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【ECB要人発言録】マイナス預金金利も選択肢-プラート氏

11月11日から17日までの欧州中央 銀行(ECB)要人らの主な発言は次の通り(記事全文は発言者の氏名 をクリックしてください)。

<11月16日> プラート理事(南ドイツ新聞とのインタビューで):金利をゼロに下げ た場合でも、ECBはまだ、国債購入や銀行への資本注入などを含む量 的措置を講じることができる。まだその段階にはない。

<11月15日> クーン・ベルギー中銀総裁(タイと、レコー両紙とのインタビュー): 政策委メンバーの明確な過半数が利下げを支持した。10月のユーロ圏イ ンフレ率ががECBの利下げ決定を促した。

メルシュ理事(ロンドンでの質疑応答で):必要が生じた場合、経済を 流動性で満たす他の手段を打ち出す可能性がある。現時点でそれは必要 ない。他の経済国に見られるような回復水準にまだ到達していないた め、われわれは他の手段を将来用いる選択肢を残しておく。

<11月14日> プラート理事(ブルームバーグテレビジョンのインタビューで):金利 をめぐる意見の不一致は分析ではなくタイミングに関するものだった。 マイナス金利は政策手段の一つだ。ECBは数多くの政策手段を有する が、優先する措置はない。

<11月13日> バイトマン独連銀総裁(フランクフルトで講演):物価安定の見通しを 考えるとECBの緩和的な金融政策は正当化されるものの、低金利環境 がもたらす多数の課題を見落としてはならない。

マイナスの実質金利が恒久化することがなく、また金融政策が政治や金 融市場の人質にならないことを確実にするのが重要だ。

プラート理事(米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)とのイ ンタビューで):(物価安定維持の)責務を果たすために取るべきだと われわれが考えるいかなる措置も採用する。必要であればマイナス金利 を採用することや銀行から資産を購入することができる。

<11月12日> ノボトニー・オーストリア中銀総裁(ウィーンで講演):デフレは差し 迫っていないが、中銀当局者はこれに留意すべきだ。われわれはインフ レのほか、デフレとも闘う必要がある。今危険なのはインフレではな く、スタグネーションだ

アスムセン理事(独紙ノイエ・オスナブリュッカー・ツァイトゥングに 対し):インフレ動向次第だが、金利について選択肢が尽きたわけでは ない。

バイトマン独連銀総裁(フランクフルトで):必要な場合は銀行を破綻 させなければならず、国家と銀行の連鎖を断つ必要がある。

<11月11日> クーレ理事(独紙ハンデルスブラットとのインタビューで):政策金利 が現在より高ければリセッションは一段と悪化し、景気回復が遅れ、デ フレリスクをもたらしていただろう。

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