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金需要、欧米からアジアへ-ETP投資の減少分、現物が吸収

中国やインド、中東の金需要が9月 までの1年間に急増する一方、欧州では減少し、世界の金市場の中心が 欧米からアジアへ移行していることが、業界団体ワールド・ゴールド・ カウンシル(WGC)の統計で明らかになった。

WGCのデータによれば、中国の宝飾品や金の延べ棒、金貨の需要 は30%増の996.3トン、インドは24%増の977.6トン。一方、欧州ではフ ランスやスイス、英国を中心に11%減少した。ブルームバーグが集計し たデータによると、世界の需要に占めるアジアと中東の割合が1年間 に65%から68%に拡大する一方、欧州は11%から8.3%に縮小した。

金価格は4月に弱気相場入り。金に裏付けされた上場取引型金融商 品(ETP)からの資金引き揚げが進んだものの、アジアと中東全域で 金需要が拡大した。

WGCは「金の消費需要の伸びの大部分はアジア市場が占めた」と 指摘。「最近の金市場の力学は、価格下落に伴うアジアの需要が、欧米 市場から流出した金を十分に吸収するほど拡大したことを裏付けてい る」と述べた。

原題:Gold Seen Flowing East as Refiners Recasting Bars for Asia (3)(抜粋)

--取材協力:Feiwen Rong、Swansy Afonso. Editors: Jake Lloyd-Smith, James Poole

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