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【個別銘柄】証券株活況、ドワンゴや第一生命急伸、ファンケル急落

きょうの日本株市場で、株価変動材 料のあった銘柄の終値は以下の通り。

証券株:野村ホールディングス(8604)が前日比4.8%高の790円、 大和証券グループ本社(8601)が4.2%高など。日経平均株価が約半年 ぶりに心理的節目の1万5000円台を回復したことから、株価上昇による 売買高増加期待が高まった。クレディ・スイス証券では、野村HDと大 和証Gの業績予想をともに上方修正し、大和証Gについては目標株価 を1040円へ引き上げた。野村HDは東証1部売買代金首位となり、証 券・商品先物取引は東証1部業種別上昇率1位。

ドワンゴ(3715):ストップ高となる400円(21%高)の2264円 で、東証1部値上がり率1位。2014年9月期営業利益計画を前期比49% 増の31億円とした。メリルリンチ日本証券では、14年9月期営業利益は 上振れ余地が大きいと予想。さらに同社説明会で荒木社長が14年9月期 後半に動画広告を開始予定と発言した点はサプライズだとし、動画広告 開始で15年9月期以降の成長期待は高まる可能性も浮上したとして投資 判断の「買い」を継続。また、15日午前には任天堂(7974)が発行済み 株式総数の1.5%を取得したことも公表した。任天堂も5.2%高。

第一生命保険(8750):6.6%高の1542円。14年3月期連結純利益 予想を従来の370億円から、前期比76%増の570億円に上方修正した。銀 行による保険窓口販売が好調なほか、資産運用収益の大幅な増加が見込 まれることが理由。ゴールドマン・サックス証券では、保険会社の企業 価値を表すエンベディッド・バリューの9月末水準などが同証予想を上 回る好決算だと評価し、投資判断の「買い」を継続した。

三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306):2%高の658 円。14年3月期純利益予想を従来の7600億円から9100億円に増額修正し た。11%減益予想が一転、6.7%増益となる。相場回復で株式関連損益 が改善、投資信託の販売など手数料収益も増加した。ブルームバーグ・ データによるアナリスト17人の予想平均は8369億円だった。

みずほフィナンシャルグループ(8411):1.9%高の218円。14年3 月期純利益予想を6000億円に上方修正した。従来予想は5000億円だっ た。アベノミクスによる株式相場回復で株式関連損益が改善、投資信託 の販売など手数料収益が増えたほか、海外融資の拡大で資金利益が伸び た。

関東電化工業(4047):18%高の242円。14年3月期営業利益予想 を5億円から7億円に上方修正した。前期実績は4億6700万円の営業損 失だった。半導体・液晶用特殊ガス類の販売数量の増加などで4-9月 までの業績が順調に推移したことを勘案した。

ファンケル(4921):7.2%安の1080円。未定としてきた14年3月 期業績計画を14日に公表、営業利益は前期比72%減の11億円と見込ん だ。ファンケル化粧品などで減収となるほか、先行投資の積極化が利益 を押し下げる。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、通期営業利 益を35億3000万円と見込んでいたため、ネガティブサプライズだと指摘 した。東証1部値下がり率1位。

T&Dホールディングス(8795):4.5%高の1286円。4-9月経 常利益は前年同期比61%増の940億円だった。資産運用収益が増加した 半面、経常費用は減少したことなどが要因。クレディ・スイス証券で は、通期業績計画は据え置かれ、保守的と指摘した。

野村総合研究所(4307):5.1%高の3435円。野村証券では14日に 同社マネジメント陣と議論した結果、強みの金融向けは証券を中心に好 調に推移しており、14年1月からスタートする少額投資非課税制度 (NISA)への対応が10-12月の受注や受注残増加に寄与する見込み などと指摘。さらに業界環境は着実に回復基調であるほか、中期成長の 観点でM&A(合併・買収)施策などに注目したいとした。また、三菱 UFJモルガン・スタンレー証券では目標株価を引き上げた。

スルガ銀行(8358):4.2%安の1680円。02年に指定暴力団山口組 系組事務所がある静岡県内の土地などを担保に、この組長の親族に融資 していたことが分かった、と読売新聞オンライン版が報じた。県警は融 資した金が組事務所の建築費に充てられた可能性があるとみているとい う。

飯田グループホールディングス(3291):8.6%高の2069円。傘下 のアイディホームが発表した1-9月営業利益は前年同期比67%増の49 億円となった。販売棟数は同3.6%増の2248棟。SMBC日興証券で は、通期営業利益70億円の達成に向けて順調、用地在庫も大幅に増加し ており、販売エリア拡大や住宅購入支援策を背景に14年度以降も売り上 げ・利益の成長が見込まれると予想した。

マツモトキヨシホールディングス(3088):3.4%安の3160円。4 -9月営業利益は前年同期比13%増の95億円と、従来計画86億円を10% 上回った。連結子会社の増加や新規出店などで小売事業の収益が伸び た。ただ、SMBC日興証券では、元々計画が保守的であり、同証券予 想99億円を下回ったことはネガティブだと分析。経費増加で利益が伸び 悩んでいるため、経費増について会社側からの説明が待たれるとした。

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