コンテンツにスキップする

イエレン氏:FRBによる銀行の商品事業見直し、規制導入も

米連邦準備制度理事会(FRB) は、銀行による現物商品の保有と取引を制限することを検討する可能性 がある。石油流出などの事故が発生した場合に金融システムの安定が脅 かされる恐れがあるためと説明している。

FRBの次期議長に指名されたジャネット・イエレン氏は14日、上 院銀行委員会で開かれた指名承認公聴会で、銀行による商品関連の事業 について、「非常に包括的な見直しを行っている」と述べ、「これらが 安全かつ適切に実施されていることを確認し、見直しを完了したら追加 的な規則制定を行う可能性もある」と説明した。

銀行は石油やトウモロコシ、金などの商品に関連したデリバティブ (金融派生商品)を取引している。この事業の一環として取引決済のた めにこれらの資産の引き渡しや保管を手掛ける場合も多い。多くの銀行 は取引を行うだけでなく、海運会社や電力プラントなどの現業部門も保 有している。

イエレン氏が規則制定の可能性を示唆した背景には、爆発や石油流 出などの事故のリスクによって大手銀や金融機関の一つや、金融システ ム全体の安定が脅かされることに、当局者らが懸念を強めている現状が ある。

原題:Yellen Says Review of Bank Commodity Activity Could Bring Limits(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE