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イエレン氏:資産バブル阻止、金融政策の行使は「排除せず」

米連邦準備制度理事会(FRB)の 次期議長に指名されたジャネット・イエレン氏は、金融当局は資産バブ ル阻止に向けて金融政策を行使する可能性は排除しないが、まず規制政 策で対処するとの見解を表明した。

同氏は14日、上院銀行委員会で開かれた指名承認公聴会で証言。 「資産価格の不均衡に対処する手段として金融政策を利用することを排 除はしない」と指摘しながらも、「金融政策は切れ味の悪い手段であ り、また議会は当局に対しそうした手段を最大限の雇用と物価安定の目 標達成に利用するよう求めていることから、議会が当局に要請したこれ らの目標達成に向けて金融政策を利用したい」と説明。監督・規制関連 の手段を「防御の第一線」とすべきだと語った。

その上で、現在のところ資産バブルが経済を脅かしている兆候は見 られないとの認識を示した。

イエレン氏は「全般的には、現時点では主要な分野で資産価格の不 均衡が発生している兆候は見られない。少なくとも金融の安定を脅かす ようなレベルにはない」と述べた。

さらに、「株価はかなり力強く上昇してきたが、(株価収益率な ど)従来の基準で計れば、株価がバブルのような状況を示唆する領域に ないことが分かるだろう」と述べた。

原題:Fed’s Yellen Sees Monetary Policy as Last Resort Against Bubbles(抜粋)

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