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ECBの低金利政策、金融セクターの安定脅かしている-独連銀

ドイツ連邦銀行(中央銀行)は、欧 州中央銀行(ECB)の低金利政策が金融セクターの安定を脅かしてい るとの見解を示した。

独連銀のドンブレト理事は14日、フランクフルトで金融安定年次報 告を発表。その際に「低金利環境が長く続くほど、望ましくない副作用 と金融安定へのリスクは大きくなる」と述べた。「低金利環境の影響で ドイツ金融システムの緊張は高まっている」とも指摘した。

ECBは7日に政策金利を過去最低の0.25%に引き下げた。事情に 詳しい関係者によれば、バイトマン独連銀総裁のほか、ドイツ出身のア スムセン理事らが利下げに反対した。

連銀は同報告で、ECBの低金利と潤沢な流動性供給がドイツの金 融システムを助け金融大惨事を阻止したと認めた上で、同国の銀行は伝 統的に融資金利が最大の収益源であるため低金利によって打撃を受けて いると説明した。

また、低金利は不動産需要を増やしているものの、連銀は住宅バブ ルという形での金融安定への脅威が差し迫っているとは考えていない。

原題:Bundesbank Says Low Interest Rates Threaten Financial Stability(抜粋)

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