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ユーロ圏7-9月GDP、前期比0.1%増に鈍化-予想外の仏縮小

ユーロ圏経済は7-9月(第3四半 期)に前期比で拡大したものの、緒に就いたばかりの景気回復は勢いが 失われた。ドイツで成長ペースが鈍化したほか、フランスは予想に反し てマイナス成長となった。

欧州連合(EU)統計局(ユーロスタット)が14日発表した7-9 月の域内総生産(GDP)速報値は前期比0.1%増加と、伸び率は4- 6月(第2四半期)の0.3%を下回った。ブルームバーグがまとめたエ コノミスト41人の予想中央値(0.1%増)に一致した。前年同期比で は0.4%減少。

ユーロ圏は4-6月に過去最長のリセッション(景気後退)から脱 したものの、債務危機がもたらした負の遺産に引き続き苦しめられてい る。8、9月の失業率は過去最悪の12.2%。10月のインフレ率は4年ぶ り低水準に下がり、欧州中央銀行(ECB)は先週、政策金利を過去最 低となる0.25%に引き下げた。

クレディ・アグリコル(パリ)のユーロ圏担当シニアエコノミス ト、フレデリック・デュクロゼ氏は「ひどく緩慢な回復だ」とし、「来 年もいい意味で期待を裏切られることはないと思う。経済が成長するの は朗報だが、そのペースは遅過ぎて失業者の大幅減少にはつながらない だろう」と語った。

ドイツの7-9月GDPは前期比0.3%増と、ブルームバーグがま とめた別のエコノミスト調査と一致した。フランスは予想に反しマイナ ス0.1%成長。イタリア経済は9四半期連続で縮小し、ユーロ導入以来 最長のマイナス成長。一方、スペインのGDPは0.1%増えた。

原題:Euro-Area Recovery Fizzles as Germany Slows, France Contracts(抜粋)

--取材協力:Jeff Black. Editor: Patrick Henry

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