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中国の短期金利上昇-リバースレポ見送り、高水準の入札金利で

14日の中国市場で短期金利は上昇。 銀行システムの流動性が低下しつつある兆候が示された。

中国人民銀行(中央銀行)はウェブサイトで、期間3カ月の財政省 預金300億元(約4900億円)入札を同省に代わってこの日実施したと発 表。金利は6%と6月以来の高水準となった。人民銀が同日リバースレ ポを通じた資金供給を見送ったことも短期金利の上昇につながった。

三菱東京UFJ銀行(中国)のチーフ金融市場アナリスト、リ・リ ュウヤン氏(上海在勤)は「リバースレポの見送り、および財政省預金 入札で金利が予想より高くなったことを、市場はサプライズと受け止め た」と指摘。「これらは全て流動性の逼迫(ひっぱく)を示唆してい る」と述べた。

銀行間資金の取引センター、NIFCがまとめた加重平均金利によ ると、7日物レポ金利は上海時間午前10時44分(日本時間同11時44分) 現在、前日比44ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇 の4.18%。一時は4.50%と、今月1日以来の高水準に達した。

ブルームバーグのデータによれば、1年物金利スワップレートは6 bp上昇の4.42%と、3日ぶりに上昇した。

NIFCによると、2023年8月償還国債の利回りは1bp上昇 の4.51%。中国最大の債券決済機関チャイナボンドのデータに基づく と、指標の10年物国債利回りとしては08年8月以来の高水準。

原題:China Banks Pay Most for State Funds in Six Months; Swaps Rise(抜粋)

--取材協力:Karen Yeung、Ailing Tan. Editors: Simon Harvey, James Regan

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