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米シェールオイル増産で石油生産会社に脚光-精製株から移行

エネルギー投資家の関心は、米国の 石油精製株から石油生産会社の株式に移行している。石油精製関連企業 の時価総額は昨年、計200億ドル(約2兆円)増加した。一方、石油生 産会社のシェール層からの原油生産は過去最高水準に達すると見込まれ ている。

パイオニア・ナチュラル・リソーシズなどシェールオイル探鉱会社 で構成するS&P500石油・ガス探査・開発株指数は年初来で約28%上 げ、過去3年間の上昇率の9倍となっている。新規油井の開発や製油所 への鉄道網の整備が進む中、ニューヨーク市場の原油相場が8月に2年 3カ月ぶりの高値に達したことを受け、これらの企業の収入は増加して いる。

国際エネルギー機関(IEA)は12日、シェールブームに伴い米国 が2015年までにロシアを抜き世界最大の原油生産国になるとの見通しを 示した。このため、投資家の関心はマラソン・ペトロリアムなどの石油 精製会社から移行している。石油精製株は昨年、平均80%上昇しS& P500エネルギー株指数の上昇率を上回った。

コーエンのアナリスト、サム・マーゴリン氏はニューヨークからの 電話インタビューで、石油探鉱会社はシェール層の深部を開発し、「今 年は原油価格の上昇を除いても、増産により大きな成功を収めている」 と指摘した。

原題:Oil Producers Overtaking Refiners on Flood of U.S. Shale: Energy(抜粋)

--取材協力:Grant Smith. Editors: Susan Warren, Todd White

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