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【個別銘柄】日鉄住金物やセイノーH急伸、後発医薬株安い、東電高い

きょうの日本株市場で、株価変動材 料のあった銘柄の終値は以下の通り。

日鉄住金物産(9810):前日比80円(27%)高の379円とストップ 高で、東証1部値上がり率首位。2014年3月期純利益予想を68億円か ら220億円へ増額修正した。前期比3.6倍へ増益率が拡大する。住金物産 との合併に伴う負ののれん代約100億円を特別利益に計上することなど が利益を押し上げる。未定としていた期末配当予想も6円に修正した。

セイノーホールディングス(9076):150円(16%)高の1117円と ストップ高。14年3月期営業利益予想を155億円から181億円へ増額修正 した。輸送事業の貨物取扱量が前年を上回って推移すると考えられるほ か、4-9月における費用の適正管理なども利益を押し上げる。

日本農薬(4997):8.3%高の1276円。14年9月期営業利益は前期 比0.7%増の75億円と、前期実績の81%増益に比べて増益率が鈍化する 見込み。ただ、SMBC日興証券では、例年期初計画は保守的な傾向が あり、悲観する必要はないと指摘。14年9月期も大幅増益・増配が続く との基本的な見方に変更はないとして、投資判断の「1(アウトパフォ ーム)」を継続した。

後発医薬品株:沢井製薬(4555)が7.6%安の6820円、東和薬品 (4553)が3.8%安など。厚生労働省は13日の中央社会保険医療協議会 薬価専門部会に後発医薬品の公的薬価は先発品の50%が妥当との資料を 提出。野村証券は、後発医薬品の薬価が引き下げられる可能性を示唆す るニュースで、後発医薬品企業にはネガティブと指摘した。

浜松ホトニクス(6965):6%高の3960円。野村証券では投資判断 を「中立」から「買い」へ引き上げた。足元の需要は想定以上に改善し ているほか、コスト構造の改善も好感されるなどと評価。目標株価 は3700円から4500円に上げ。

東京電力(9501):2.8%高の548円。日本政策投資銀行や三井住友 銀行、みずほ銀行、三菱UFJ銀行などが来月予定の新規融資3000億円 と、借り換え融資2000億円に応じる方向で検討に入る見通しだとNHK が14日報じた。東電は来年度以降も経常黒字の確保を目指すとする収支 計画を14日にも取引金融機関に示す方針という。

西尾レントオール(9699):4.2%安の2555円。14日午後に発表し た14年9月期営業利益計画は前期比1.7%増の94億円の見込み。東日本 大震災復興工事の継続や国内インフラの新設・老朽化対策などは高水準 で推移すると予想されるものの、消費税増税による駆け込み需要の反動 減や労務・資材不足の懸念から、前期の53%増に比べて営業増益率は鈍 化する。

ネクスト(2120):14%高の3695円。14年3月期営業利益予想を13 億円から17億円へ増額修正した。前期比17%減益が一転、6.2%増益と なる。サイトリニューアルや積極的なプロモーションにより、不動産情 報サービス事業の売り上げが計画を上回ることが貢献する。

日立メディコ(6910):300円(22%)高の1647円とストップ高。日 立製作所(6501)は同社の完全子会社化を目指し1株1800円で株式公開 買い付け(TOB)を実施すると発表。TOB価格にさや寄せする動き となっている。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、日立による 完全子会社化で、メディコが強みを持つ画像診断機器の競争力強化が加 速する可能性を指摘した。

ミズノ(8022):3.2%安の553円。14年3月期営業利益見通しを70 億円から55億円に下方修正した。前期比では53%増へ増益率が低下す る。海外生産品の製造コスト上昇や中国ビジネスの不振などが響く。ブ ルームバーグ・データによるアナリスト3人の予想平均は58億円だっ た。

アルプス電気(6770):5.9%高の969円。JPモルガン証券では、 投資判断を「中立」から「オーバーウエート」に引き上げた。モバイル カメラ高機能化による業績寄与は、従来の同証想定を大きく上回る見通 しなどと分析。同証による14年3月期営業利益予想を220億円から230億 円(会社計画240億円)、来期は250億円から300億円へそれぞれ上方修正 した。

市光工業(7244):13%安の170円で、東証1部値下がり率首 位。14年3月期純利益予想を18億円から6億円へ減額修正した。前期比 では29%増益予想が一転して57%減益となる。タイの新工場立ち上げに 伴う経費の増加などが要因。

酉島製作所(6363):8.3%高の979円。4-9月純損益は4億4600 万円の赤字となり、従来計画(6億円の赤字)ほど悪化しなかった。為 替差益2億円が発生した。会社側では14年3月期計画(7億円の黒字) を維持した。

SHOEI(7839):14%高の1050円。14日午前11時半に決算を発 表、14年9月期営業利益は前期比49%増の20億円を見込む。プレミアム ヘルメットの販売増加に加え、為替の円安効果による海外子会社の採算 好転も利益を押し上げる。

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