コンテンツにスキップする

米ボーイング最大の労組、労働協約めぐり13日投票

米航空機メーカー、ボーイングで最 大の労働組合が13日、新たな労働協約に関する投票を実施する。新協約 は次世代大型機「777X」を同社のシアトルの拠点で生産する代わりに年 金プランを切り替える内容で、同社にとって数十億ドルに上る経費節減 の実現がかかっている。

カナコード・ジェニュイティ・グループのアナリスト、ケン・ハー バート氏によると、期間8年の新協約によって収益は年間で1株当たり 約2ドル押し上げられる見通し。ワシントン州議会も87億ドル(約8600 億円)の税制優遇措置や他のインセンティブを承認している。

ボーイングは生産拠点の州外移管をちらつかせて譲歩を求めている が、これが機械工組合員の反発を招き、反対票を投じようと呼び掛ける 集会や、社側要求は脅迫だとする批判につながった。ただ労組指導部 は、2万人強の雇用やシアトルが商業機の生産拠点としての役割を果た し続けることができるかどうかは投票次第である点を十分認識してい る。

投票はシアトル時間13日午後6時(日本時間14日午前11時)に締め 切られ、機械工組合の指導部は同日遅くに開票する予定。ボーイングは 新協約が否決された場合、製造拠点についてあらゆる選択肢を検討する としている。

原題:Boeing Stakes Rise on Union Vote Swapping Pensions for 777X (1)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE