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イエレン氏が沈黙を破る日、量的緩和を擁護へ-指名承認公聴会

米連邦準備制度理事会(FRB)の イエレン副議長が次期FRB議長に指名される以前から、金融当局者は 債券購入ペースを維持すべきかどうか公に議論してきた。ただ、イエレ ン氏自身は沈黙を守り、意見を述べることはなかった。

イエレン氏は14日の上院銀行委員会で、次期FRB議長の指名承認 公聴会に臨み、自らが支持してきた前例のない金融刺激策に関する見解 を7カ月の沈黙を破って表明する。一部議員は金融刺激策を指名反対の 口実に利用しようとしており、上院銀行委には2010年にFRB副議長の 指名承認に反対した共和党議員4人が今も在職している。イエレン氏 は、連邦準備制度のバランスシートを約4兆ドル(約398兆円)規模に 拡大させた政策の正当性を主張する見通しだ。

10年のFRB副議長指名に反対した上院銀行委のベテラン、マイ ク・クラポ議員(共和、アイダホ州)はインタビューで、「量的緩和を 支持するイエレン氏の姿勢とFRBが過去数年間目指してきた方向性全 体を今も懸念している。同氏の指名承認をめぐる最初の投票の際も同じ 懸念があった」と発言。今回どちらに投票するかについては明言を避け た。

上院銀行委でイエレン氏の指名承認を阻止できるほど十分な同調者 が得られないとしても、クラポ議員らは公聴会を波乱含みにする材料に 事欠かない。FRBが低金利を維持するために過去に例のない金融緩和 プログラムを推進したにもかかわらず、大恐慌以来で最長のリセッショ ン(景気後退)の終了後も4年余りにわたって7%を上回る失業率の高 止まりが続いている。

民主党は上院銀行委に12人のメンバーを擁し、共和党議員の支持が なくてもイエレン氏の指名を承認し、上院本会議に送ることが可能。イ エレン氏の指名に反対を表明している民主党議員はいない。

原題:Yellen Rejoins QE Debate as Senate Hearing Gives Critics Forum(抜粋)

--取材協力:Cheyenne Hopkins. Editors: Brendan Murray, James L Tyson

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