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ベネズエラ債が急落、物価統制で軍が家電量販店を占拠

ベネズエラの債券相場が12日に急落 し、利回りは1年10カ月ぶりの高水準に達した。マドゥロ大統領が50% を超えるインフレ率を抑制する取り組みの一環として、家電量販店のダ カに軍を派遣し占拠させたことから、政府の統制で経済成長が妨げられ るとの懸念が深まった。

指標のベネズエラ国債(2027年償還)は額面1ドル当たり3.9セン ント下落し、72.1セント。ニューヨーク時間午後3時19分(日本時間13 日午前5時19分)現在、利回りは0.79ポイント上昇し13.82%と、12年 1月以来の高水準。マドゥロ大統領は軍にダカを占拠させ、他の企業に も「適正」水準への値下げを求める警告を発した。

チャベス前大統領の死去を受けて今年就任したマドゥロ大統領は、 政府による物価統制を強化しており、食料品などの商品不足を招いてい る。10月のインフレ率は54%と、16年ぶりの高水準に達したことから、 同大統領は全国で利益率規制を課すと表明した。

JPモルガン・チェースのEMBIグローバル・ディバーシファイ ド指数によれば、ベネズエラ債の米国債に対する利回り上乗せ幅(スプ レッド)は0.75ポイント拡大し、1190ベーシスポイント(bp、1bp =0.01%)と、新興市場債で最大。

原題:Venezuela Bonds Plunge as Military Takes Over Electronics Store(抜粋)

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