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米ブラックロックCEO:政治リスクで最大15%の株価下落も

世界最大の資産運用会社、米ブラッ クロックのローレンス・フィンク最高経営責任者(CEO)は中国や日 本、フランス、米国での政治リスクを理由に、株価が最大15%下落する 可能性があると述べた。

フィンク氏は12日にニューヨークで開かれた会議で、世界の国内総 生産(GDP)が約4%伸びれば、世界の株式は7%を超えるリターン を生む可能性があると予想した。ヘッジファンド会社ブリッジウォータ ー・アソシエーツの創業者、レイ・ダリオ氏は同会議で、株式のリター ンが向こう10年で年4%に鈍化するとの見方を示した。

フィンク氏は昨年、自分なら個人資産を全額株式に投資すると語っ ていたが、今年の政治的行き詰まりを受けて楽観論を弱めている。1月 には、米議会で歳出削減と増税を回避するための法案が通過したことに 失望し、1-3月(第1四半期)の株式市場の見通しを引き下げたと述 べていた。10月には債務上限をめぐる政治論争を受けて米株式相場が下 落する恐れがあるとの見方を示した。

同氏は12日の会議で、投資家が既に株式に100%投資している場合 は、そのまま保持すべきだと述べた。同氏は以前、米国の強力な銀行シ ステムや住宅市場の改善、天然ガスの供給量の大きさを理由により長期 的には米国に強気な見方を示していた。

同氏はまた、フランスがユーロ圏の問題の引き金を引く可能性があ るとの見方を示した。

原題:Fink Sees Equities Delivering 7% as Dalio Expects 4% Returns (2)(抜粋)

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