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グルテンフリーダイエット、3人に1人が信奉-食品大手も便乗

小麦などの穀物に含まれるたんぱく 質から生成されるグルテン。これがダイエットの世界で最新の悪者にな っている。この傾向は米ゼネラル・ミルズやケロッグ、英ウォーバート ンズなど食品会社の売り上げに響きそうなものだが、各社は科学的根拠 に乏しいと主張して反撃に出ようとはしない。むしろ、価格高めのグル テンフリー食品の生産を増やしている。

無理もない。NPDグループの調査によれば、グルテン摂取を避け なければならない障害を持つ人は米国人の1%未満にすぎないのに、今 では3人に1人近くがグルテンを避けている。グルテンフリーを勧める ベストセラーのダイエット本やセレブの支持が背景だ。

調査会社パッケージド・ファクツによれば、グルテンフリーの米食 品市場は2017年までに66億ドル(約6570億円)規模と、12年の42億ドル から拡大する見込み。製パン業者からクラフトビール(小規模醸造所で 職人が造るビール)メーカー、外食チェーンのフーターズ、ミシュラン の星を持つレストランのハッカサンまで、どこもかしこもトレンドに飛 びついているからだ。

ラボバンクのアナリスト、ニコラス・フェレデー氏は「消費者は正 しいか間違っているかにかかわらず、グルテンフリーはイコール健康的 と考えるようになっている」と話す。「穀物会社はこのトレンドが早く 下火になってくれればいいと思っているが、どんなトレンドでも商機で あることに変わりはない」と語った。

シリアル「チェリオス」で知られるゼネラル・ミルズは「チェック ス」ブランドのシリアルの大半をグルテンフリーにした。同ブランドの 売り上げは過去3会計年度のどの年も10%以上増えたという。ケロッグ はグルテンフリーの「ライス・クリスピー」を11年に投入。ペプシコも 同年にナチョ・チーズ味の「ドリトス」をグルテンフリーにした。

ゼネラル・ミルズの広報担当、カースティー・フォスター氏は「私 たちはそうした方がいいと思って対応している。新しいダイエット本は 毎週出てくる」と話した。

原題:Gluten Takes Beating From Dieters as Grain Giants Pounce: Retail(抜粋)

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