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10月の英インフレ率2.2%、約1年ぶり低水準-予想以上に低下

英国の10月のインフレ率はエコノミ スト予想以上に低下した。イングランド銀行(英中央銀行)の目標水準 に近付いた。

英政府統計局(ONS)が12日発表した10月の消費者物価指数は前 年同月比2.2%上昇と、2012年9月以来の低い伸びとなった。ブルーム バーグ・ニュースがまとめたエコノミスト34人の調査中央値では2.5% 上昇が見込まれていた。9月は2.7%上昇。10月のコアインフレ率 は1.7%と、09年9月以来の低水準となった。

英中銀は経済とインフレに関する最新見通しを13日に発表する。7 日の金融政策委員会(MPC)では、この見通しを基に政策が決定され た。当局者らはインフレ期待が2%の中銀目標にしっかり沿っている限 り、政策金利を過去最低にとどめると表明している。英景気は勢いを強 めているものの、物価上昇の伸び鈍化は刺激策維持を可能にさせる。

シティグループのエコノミスト、マイケル・ソーンダース氏(ロン ドン在勤)は統計発表前、「英経済は急速に好転しているものの、イン フレ率は向こう数カ月は市場コンセンサスやMPC見通しを下回る公算 が大きい」とし、「低インフレのおかげで、強い経済回復を2014-15年 に支える金融政策が続くだろう」と語った。

ポンドの対ドル相場は統計発表後に下げ幅を拡大。ロンドン時間午 前9時32分(日本時間午後6時32分)現在、前日比0.8%安の1ポンド =1.5855ドルで取引されている。

原題:U.K. Inflation Slows More Than Forecast to Least in a Year (1) (抜粋)

--取材協力:Harumi Ichikura. Editor: Fergal O’Brien

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