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インドがルピー防衛への備え強化-外貨準備は2年ぶり大幅増

米金融当局が量的緩和の縮小時期を 探る中、インドの外貨準備は10月に2年ぶりの大幅増となり、通貨ルピ ーを支える手段が強化された。

10月の外貨準備高は67億ドル(約6700億円)増の2830億ドルと、月 間の増加幅としては2011年以来の大きさとなった。ラジャン総裁率いる インド準備銀行(中央銀行)は国内への資本流入を促すため、非居住者 外貨預金を対象としたスワップ・プログラムを市中銀行に提供してい る。ブルームバーグ・ニュースのエコノミスト調査では、米連邦準備制 度による債券購入縮小の開始時期は来年3月と予想されており、バン ク・オブ・アメリカ(BOA)メリルリンチは同月末までにインド外貨 準備が3050億ドルに達すると予想している。

野村ホールディングスのストラテジスト、ビベク・ラジパル氏(シ ンガポール在勤)は「外貨準備が積み上がればインドのバランスシート は強固になる。インドは引き続き財政・貿易赤字に伴うリスクを抑制す る必要があるが、外貨準備の増加は米国が緩和策を縮小する際にルピー が過度に変動するのを防ぐはずだ」と述べた。

インド中銀の11日の発表によれば、スワップ・プログラムを通じて 集めた資金はこれまでに175億ドルに上る。同プログラムの期間は今 月30日までとなっている。

原題:Rajan Spurs Surge in India’s Reserves to Support Rupee: Economy(抜粋)

--取材協力:Unni Krishnan、Manish Modi. Editors: Sunil Jagtiani, Sam Nagarajan

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