コンテンツにスキップする

【個別銘柄】アルバック急伸、船井電やタクマ高い、太陽誘電は急落

きょうの日本株市場で、株価変動材 料のあった銘柄の終値は以下の通り。

アルバック(6728):前日に比べてストップ高となる150円 (15%)高の1123円で、東証1部値上がり率首位。7-9月営業損益 は34億円の黒字(前年同期は2億8200万円の赤字)だった。同時に連結 子会社株の一部譲渡による特別利益計上を見込み、2014年6月期純利益 予想を40億円から50億円に増額した。ゴールドマン・サックス証券で は、7-9月営業利益は同証券予想15億円を大幅に上回るポジティブサ プライズだと評価した。

船井電機(6839):9.4%高の1108円。14年3月期営業利益予想を 従来の2億円から5億円(前期は53億円の赤字)へ上方修正した。液晶 テレビの北米での売り上げが好調なことが貢献する。ブルームバーグ・ データによるアナリスト10人の同予想平均は9億6000万円の赤字だっ た。

タクマ(6013):12%高の928円。12日午後に業績予想修正を発表 し、14年3月期営業利益予想を60億円から80億円へ増額した。前期 比3.8%減益予想が一転、28%増益となる。リスク管理やコスト管理の 徹底が貢献する。東証1部値上がり率3位。

電通(4324):5.4%高の3915円。14年3月期営業利益予想を従来 の585億円から656億円へ増額修正した。前期比では12%増まで増益率が 拡大する。国内の広告市場が堅調に推移すると見込む。ブルームバー グ・データによるアナリスト12人の同予想平均は591億円だった。

太陽誘電(6976):11%安の1134円で、東証1部値下がり率2 位。14年3月期営業利益予想を200億円から140億円に減額した。スマー トフォンやタブレット端末向け部品の需要増を見込む一方、複合デバイ ス製品の売り上げが当初想定を下回る見通し。みずほ証券では、部品の 需要増を十分に刈り取れずなどと指摘し、投資判断を「買い」から「中 立」に引き下げた。

浜松ホトニクス(6965):4.8%高の3795円。会社側が公表した14 年9月期の営業利益予想は前期比7.9%増の181億円。みずほ証券では同 会社計画が170億円程度でやや慎重なガイダンスになると考えていたと して、「ややポジティブ」だと評価。今期は緩やかな業績回復に向かう と予想した。

福田組(1899):8.7%高の439円。13年12月期営業利益予想を25億 円から33億円に増額修正した。前期比では11%減益予想が一転、17%増 益予想となる。建設受注高が計画上回り工事施工も順調で、工事採算も 向上していることが利益を押し上げる。同時に期末配当予想を3円から 5円に増額した。

鹿島(1812):5.8%安の389円。12日午後に14年3月期営業利益予 想を従来の310億円から180億円に減額修正した。前期比では68%増益予 想が一転、2.5%減益となる。建築工事で想定外の工事費が発生したこ となどで一部工事の採算が悪化したほか、労務費上昇も響く。ブルーム バーグ・データによるアナリスト13人の同予想平均値は310億円だっ た。

大林組(1802):3%安の588円。12日午後に発表した4-9月営 業利益は前年同期比30%減の84億円だった。工事利益率の低下が響い た。会社側では14年3月期営業利益計画を260億円から240億円(前期 比32%減)へ下方修正した。12日付の日本経済新聞朝刊は4-9月営業 利益が75億円程度と従来計画80億円に届かなかったようだと報じていた ことで、株価は決算発表前から売りが先行していた。

アサツー ディケイ(9747):7.5%安の2495円。13年12月期営業利 益見通しを26億円から14億円に減額修正した。単体、国内外のグループ 会社ともに業績は悪化傾向にあるため。ブルームバーグ・データによる アナリスト6人の予想平均は31億円だった。

千葉銀行(8331):5.9%高の738円。発行済み株式総数 の1.74%、100億円を上限とする自己株取得を発表した。取得期間は12 日から12月20日まで。ゴールドマン・サックス証券では、自社株買いの 規模はポジティブサプライズだと指摘した。

ミネベア(6479):5.8%高の671円。SMBC日興証券では、目標 株価を600円から810円に引き上げた。モーターの同証想定以上の収益改 善やバックライト事業の拡大、低税率国での利益拡大に伴う税率低下の 可能性を織り込み、14年3月期営業利益予想を210億円から290億円(会 社計画270億円)、来期を245億円から327億円にそれぞれ増額した。投 資判断は「アウトパフォーム」継続。

大王製紙(3880):2.9%安の761円。14年3月期営業利益見通しを 従来の165億円から145億円へ減額した。前期比では25%増へ増益率が縮 小する。古紙価格の上昇や板紙・段ボール販売の弱含みが響く。

--取材協力:Yuko Takeo. Editors: 堤紀子, 丸田不可志

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE