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米トランスオーシャン:アイカーン氏と増配で合意

沖合掘削請負会社の米トランスオー シャンは、増配とコスト削減を実施することで物言う株主として知られ る資産家カール・アイカーン氏と合意した。

11日の発表資料によると、同社は来年の1株当たり配当を現在 の2.24ドルから3ドルに引き上げることを株主総会で提案する。実現す れば、同社の配当支払い総額は10億8000万ドル(約1071億円)に上る。

同社の第3位株主であるアイカーン氏は5月に4ドルへの増配を要 求したが、株主総会で否決されたほか、アイカーン氏の指名した取締役 3名のうち2名の就任も退けられた。

11日の合意に基づき、アイカーン氏が新たに指名したビンセント・ イントリエリ氏が来年、総勢11名に縮小される取締役会のメンバーとな る予定。

11日のニューヨーク市場で、トランスオーシャン株は3.6%高 の55.37ドルで終了。年初来では24%上昇している。

天然ガスの生産拡大と原油価格の上昇を背景に、株主は投資収益の 拡大を求めており、物言う株主が企業の経営方針変更を要求して委任状 争奪戦を繰り広げる例がトランスオーション以外でも増えている。

--取材協力:David Wethe. Editors: Indranil Ghosh, Abhay Singh

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