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ユーロ圏経済、7-9月期は回復の勢い失ったもよう-14日発表

14日に発表されるユーロ圏の7-9 月(第3四半期)域内総生産(GDP)は、始まったばかりの景気回復 ペースの鈍化を示し、ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁の利下げ判断 の正しさが裏付けられる可能性がある。

ブルームバーグがまとめたエコノミスト41人の予想中央値による と、7-9月期のユーロ圏GDP(速報値)は前期比0.1%増にとどま る見込み。ドイツで成長が鈍化する一方、フランスも失速し、イタリア は前例のない景気低迷から抜け出せないとの見通しが示された。

ユーロ圏は4-6月(第2四半期)のGDPが前期比0.3%増(改 定値)となり、過去最長のリセッション(景気後退)から脱却した。

ECBは7日に政策金利を0.25ポイント引き下げ、0.25%とするこ とを決めた。ドラギ総裁は政策決定後の記者会見で、ユーロ圏が「長期 にわたる」低インフレのリスクに直面していると述べた。

ノムラ・インターナショナルのロンドン在勤エコノミスト、ニッ ク・マシューズ氏は「スペインなど幾つかの小さな明るい材料はある が、イタリアはマイナス成長が続き、フランスは良くてゼロ成長の可能 性が高い」と分析。「ECBが考える極めて脆弱(ぜいじゃく)な景気 回復というシナリオに当てはまる」と説明した。

原題:Euro Recovery Seen Fizzling as Growth Crawl Supports Draghi Cut(抜粋)

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