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アスムセンECB理事:銀行整理機関は迅速な行動を可能に

欧州中央銀行(ECB)のアスムセ ン理事は8日、今後設立する銀行整理機関は金融混乱時に迅速に行動で きるような態勢にすべきだと指摘した。

アスムセン理事はベルリンでの講演で、「必要であれば週末であっ ても、迅速な決定を下す態勢が必要だ」と発言。「銀行整理機関はすぐ に設立されなければならない。条約改正を待っている時間はないという ことだ。新機関は欧州を視野に金融安定を図る必要がある」と述べた。

ECBは8日、ウェブサイトに公表した意見書で、欧州の単一破綻 処理メカニズム(SRM)では一元化した基金を伴う「強力で独立し た」機関が基盤になる必要があると指摘。EU条約114条は整理機関の 法的根拠になり得るとした。一方、ドイツのショイブレ財務相は先月、 欧州委員会の現行案は法的根拠があいまいだと述べていた。

同理事はまた、欧州議会選挙を控えていることを考えると、SRM について年内に政治的な合意を得ることが最重要だと語った。また「監 督と破綻処理業務の明確な分離」を確保するため、整理機関をEUの閣 僚理事会やECBが運営すべきでないことは「明らかだ」と訴えた。

原題:Asmussen Says Bank-Resolution Body Must Be Able to Act Quickly(抜粋)

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