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中国10月のCPIは予想下回る3.2%上昇-きょうから3中総会

中国の10月の消費者物価指数( CPI)の上昇率は市場予想を下回り、生産者物価指数(PPI)は一 段と低下した。

中国国家統計局が9日発表したところによると、10月のCPIは前 年同月比3.2%上昇と、44人のアナリストを対象としたブルームバーグ 調査の予想中央値(3.3%上昇)を下回る伸びにとどまった。ただ、10 月の伸びは同じく3.2%の上昇だった2月以来の高水準。9月は3.1%上 昇だった。この日、現地時間午後に発表された工業生産は前年同 比10.3%増と、予想に反して前月を上回る伸びとなった。

北京では第18期中央委員会第3回総会(3中総会)が開幕した。国 営メディアは同総会について、中国が内需主導の経済を目指していく中 で改革の重大な転換点と位置付けている。

HSBCホールディングスの中国担当チーフエコノミスト、屈宏斌 氏(香港在勤)は「インフレ率と成長率は依然として政策当局にとって 満足のいく範囲にとどまっている」と指摘。「向こう数カ月については 緩和も引き締めも必要がない」が、中国人民銀行(中央銀行)は資金流 入の拡大が続くのに伴い流動性を安定的に維持するための手段を講じる 必要があると語った。

ブルームバーグ調査では、工業生産は前年同月比10%増(予想中央 値)が見込まれていた。9月は同10.2%増だった。10月の小売売上高は 同13.3%増と、前月と同じ伸び率だった。1-10月の都市部固定資産投 資は前年同期比20.1%増。1-9月は同20.2%増だった。

CPIの伸び率は今年一貫して、政府の目標である3.5%を下回っ ている。10月のCPIのエコノミストの予想範囲は2.8-3.5%上昇だっ た。10月のPPIは同月比1.5%低下。9月は1.3%の低下だった。これ で1年8カ月連続でマイナス圏にとどまっている。ブルームバーグがア ナリスト40人を対象に行った調査では1.4%低下が見込まれていた。

原題:China Inflation Below Target as Leaders Start Reform Summit (2)(抜粋)

--取材協力:Tian Ying、Penny Peng、Ailing Tan. Editors: Tian Ying, Penny Peng

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