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10月米雇用統計:20.4万人増、失業率上昇-労働参加率は低下

10月の米雇用者数は予想を大きく上 回る増加となった。一部政府機関が閉鎖したものの、雇用に大きな影響 は及ぼさなかったとみられる。

米労働省が発表した10月の雇用統計によると、非農業部門雇用者数 (事業所調査、季節調整済み)は前月比20万4000人増加した。前月は16 万3000人増と、速報値の14万8000人増から上方修正された。ブルームバ ーグ・ニュースがまとめたエコノミストの予想中央値は10月に12万人の 増加だった。家計調査に基づく失業率は7.3%に上昇した。

ソシエテ・ジェネラルの米国担当シニアエコノミスト、ブライア ン・ジョーンズ氏(ニューヨーク在勤)は、「政府機関の閉鎖は雇用に 大きく影響しなかった」と述べ、「労働市場は人々がどう考えようと、 実際のところ極めて健全だ。景気は改善している」と続けた。

労働参加率は62.8%と前月の63.2%から0.4ポイント急低下 し、1978年3月以来の低水準となった。家計調査に基づく就業者数が73 万5000人減少したことが響いた。

先月の政府機関閉鎖で最大80万人の連邦政府職員が一時帰休となっ た。労働省は6万世帯を対象に雇用調査を実施した際、政府閉鎖の影響 は失業率に表れる可能性があると推測していた。労働統計局の資料によ れば、家計調査対象期間中(10月6-12日)働いていなかった労働者 は、給料がさかのぼって支給された、あるいは支給される見込みがある 場合においても失業者とみなされた。

民間部門の雇用者数は21万2000人増。市場予想は12万5000人増だっ た。前月は15万人の増加だった。

製造業部門は1万9000人増と前月の4000人増を上回った。広義のサ ービス部門では17万7000人の増加。このうち小売りは4万4000人増と前 月の2万2000人から大幅に増加した。また、娯楽部門の雇用は5万3000 人増で、前月の1万3000人増を大きく上回った。一方、政府職員は8000 人減少した。

平均時給は前月比0.1%増の24.10ドル。前年比では2.2%増加し た。平均労働時間は週34.4時間で、前月と変わらずだった。前月は速報 の34.5時間から下方修正された。

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原題:Payrolls Jumped 204,000 as U.S. Economy Weathered Shutdown (3)(抜粋)

--取材協力:Chris Middleton. Editors: Vince Golle, 千葉 茂

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