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海外勢2週ぶり日本株買う、個人は大幅売りに-10月5週需給

10月第5週(10月28日-11月1日) の日本株市場で、海外投資家は2週ぶりに買い越したことが東京証券取 引所の公表データで分かった。堅調な海外市場が追い風となった。

東証が8日に発表した同週の投資部門別売買動向(東証、名証の 1・2部等合計)によると、海外投資家は差し引き2278億円買い越し た。前の週は242億円の売り越しだった。

10月5週の日経平均株価は週間で0.8%高の1万4201円57銭と反 発。余剰マネーの押し上げで米国やドイツの株価指数が史上最高値を更 新し、日本株にもリスク選好の買いが入ったほか、ドル・円相場がやや 円安方向で推移したことも支援した。

立花証券の平野憲一マーケットアナリストは、海外ファンドが相場 観を持って主体的に買っているというよりは、「グローバルに投資する 機関投資家が、海外市場の上昇に合わせてウエート調整する目的で日本 株を買っている側面が大きい」と見ていた。

年金基金などの動向を反映する信託銀行は3週ぶりに買い越し、買 越額は289億円。一方、個人投資家は2週ぶりに売り越しに転じ、売越 額は2222億円だった。生・損保は9週連続の売り越し(167億円)。

月間動向、海外勢や投信買い越し

同時に公表された10月月間(9月30日-11月1日)の動向では、海 外投資家は6950億円買い越し、買い越しは2カ月連続。ただ、金額は前 月の8064億円から縮小した。投資信託は7カ月連続の買い越しで、買越 額は1119億円。

一方、個人は2カ月連続の売り越し。売越額は3896億円と、前の月 の1兆1337億円からは大きく減った。信託銀は2カ月連続の売り越し (1212億円)、生・損保は14カ月連続の売り越し(512億円)だった。

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