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中国の信達が香港IPOの承認獲得、30億ドル規模-関係者

銀行の不良債権を買い取るために中 国政府が1999年に設立した資産管理会社4社の一つである中国信達資産 管理が香港証券取引所から新規株式公開(IPO)の承認を受けた。事 情に詳しい関係者2人が明らかにした。

情報が非公開であることを理由に同関係者らが匿名で語ったところ によると、信達は需要調査を来週開始する計画で、IPOは最大30億ド ル(約2940億円)規模になる可能性がある。

信達は90年代の不良債権危機への中国当局の取り組みの遺産ともい える存在。現在は投資銀行や信託、不動産など、さまざまな分野に事業 を拡大した金融会社となっている。

ブルームバーグのデータによれば、香港株式市場での昨年のIPO 総額は80億ドルと、2003年以来の低水準に落ち込んだ。今年は既にこれ までで113億ドルと、昨年の同時期の3倍余り。信達の上場で市場回復 にさらに弾みがつく見通しだ。

ブルームバーグの集計によると、30億ドルという規模は12年11月に 中国人民保険集団(PICCグループ)が上場した際の36億ドルに次ぐ 大きさ。信達の香港在勤の広報担当者は、同社のIPO計画の状況につ いて現時点でコメントしていない。

同関係者らによれば、信達はIPO業務担当の金融機関にバンク・ オブ・アメリカ(BOA)やクレディ・スイス・グループ、ゴールドマ ン・サックス・グループ、UBSなどを起用した。

原題:China Cinda Said to Get Approval for $3 Billion Hong Kong IPO(抜粋)

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