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【個別銘柄】DeNAやエイベックス急落、荏原午後買われる

きょうの日本株市場で、株価変動材 料のあった銘柄の終値は次の通り。

ディー・エヌ・エー(2432):前日比11%安の1840円。4-9月期 の連結営業利益は前年同期比17%減の321億円、と7日に発表。国内モ バゲーで内製・協業タイトルが不振、ゲーム内で使用されるモバコイン の売り上げが減り、ゲームタイトル強化に伴う費用増も響いた。4-12 月期計画は前年同期比25%減の438億円。野村証券では投資判断を「買 い」から「中立」に引き下げ。アプリゲームのヒット創出、海外事業の 収益化など次の再評価ポイントを待ちたい、とした。

エイベックス・グループ・ホールディングス(7860):9.2%安 の2252円。2014年3月期の連結純利益計画を100億円から85億円に下方 修正する、と7日に発表。映像配信サービスの期末目標会員数を見直し たほか、本社ビル建て替え計画の決定に伴い、減価償却費見積額の変更 による。前期比では増益率が37%から16%に縮小見込み。

THK(6481):8%高の2217円。4-9月期の連結純利益は前年 同期比91%増の71億2800万円となり、従来計画の57億円から上振れたと 7日に発表。直動システムなどの売り上げ増や固定費削減で研究開発費 の増加を吸収、円安による為替差益が水準を押し上げた。前期比45%増 の142億円とする14年3月期計画は維持。バークレイズ証券は、投資判 断を「イコールウエート」から「オーバーウエート」に上げた。業種別 受注は総じて回復傾向、などと判断している。

荏原(6361):6.8%高の552円。きょう午後0時30分に4-9月期 の連結決算を発表。営業利益は前年同期比82%減の2億1200万円だった が、第1四半期(4-6月)の19億5000万円の赤字からは改善。ポンプ やコンプレッサー・タービンなど主力の風水力事業の損失が縮小、エン ジニアリング事業も堅調に推移し、前期比16%増の290億円を見込む14 年3月期計画は維持した。

ニコン(7731):3.6%安の1725円。ゴールドマン・サックス証券 は8日、前日の上期決算発表を受け目標株価を1700円から1590円に下げ た。一眼レフの需要低迷を液晶露光装置の上振れ、コスト削減で相殺し ているが、低調なファンダメンタルズとコスト削減期待の綱引きが当面 続くとみる。投資判断は「中立」を継続。レンズ交換式、コンパクトデ ジタルカメラの市況下落の影響などで、4-9月期の連結営業利益は前 年同期比41%減の219億円。前期比27%増の650億円で据え置いた14年3 月期計画に対する進捗(しんちょく)率は34%。

ディスコ(6146):9.2%高の6430円。4-9月期の連結営業利益 は前年同期比31%増の98億600万円だった、と7日に発表。精密加工シ ステム事業で、消耗品の精密加工ツールの売り上げが円高是正、出荷数 量増などで半期としての最高を記録。電子部品向けの精密切断装置、精 密研削装置も伸びた。14年3月期計画を152億円から前期比33%増の154 億円に上方修正。期末配当も1株当たり26円から32円に増やす方針、年 間でも82円と前期56円からの増配を見込む。

ブリヂストン(5108):1.9%高の3430円。1-9月期の連結営業 利益は前年同期比56%増の3189億円だった、と7日に発表。収益柱のタ イヤ部門で北米、中国を中心に乗用車・小型トラック、トラック・バス 双方の販売が伸びた。前期比4割増の4000億円で据え置いた13年12月期 計画に対する進捗率は80%。

住友ゴム工業(5110):2.5%安の1297円。1-9月期の連結営業 利益は前年同期比1.7%減の430億円だった、と7日に発表。タイヤ事業 は堅調ながら、ゴルフクラブの主力商品「ゼクシオセブン」が発売2年 目で販売が減るなど、スポーツ事業の減益も響いた。北米、アジアのタ イヤ販売が想定を下回るとし、13年12月期計画は800億円から前期比 9%増の760億円に減額。クレディ・スイス証券では投資判断を「アウ トパフォーム」から「中立」に引き下げ。世界タイヤ販売数量の下振れ と値引き増の悪循環が当面続く、とみている。

ニチイ学館(9792):9.5%安の857円。14年3月期の連結営業利益 計画を90億円から66億円に減額する、と7日に発表。教育事業で英語ス クールのCOCO塾、子ども向けのCOCO塾ジュニアの受講生数が計 画を下回るほか、「ホームヘルパー2級講座」の受講生数下振れなどを 反映した。前期比では3%増益が一転、25%減益になる見込み。

ツムラ(4540):7.1%安の2796円。4-9月期の連結営業利益は 前年同期比6.1%減の104億円で、従来計画の112億円から下振れたと7 日に発表。医療用漢方製剤を中心に売上高は5%弱伸びたが、原料生薬 の価格上昇、販売関連費用の増加で採算が悪化した。前期比6.8%増 の247億円で据え置いた14年3月期計画に対する進捗率は42%。

宮地エンジニアリンググループ(3431):80円(36%)高の302円 でストップ高。4-9月期の連結営業利益は前年同期比4.5倍の10 億3900万円で、従来計画の2億8000万円から上振れたと7日に発表。手 持ち工事の生産・施工が順調に推移、採算性の良い工事比率の高まりや 経費削減も寄与した。14年3月期計画は7億円から前期比83%増の11億 円に上方修正。

フジシールインターナショナル(7864):12%高の3260円。4-9 月期の連結営業利益は前年同期比21%増の58億2300万円だった、と7日 に発表。国内で乳業・トイレタリー・医薬向けシュリンクラベルが好 調、北中米の伸びも寄与した。前期比8.4%増の84億円で据え置いた14 年3月期計画に対する進捗率は69%。SMBC日興証券は投資判断「1 (アウトパフォーム)」を継続、目標株価を3400円から3610円に上げ た。国内マージンが予想を超え、決算はポジティブな印象とした。

サンケン電気(6707):6.4%高の565円。4-9月期の連結純利益 は前年同期比7.9倍の29億3600万円だった、と7日に発表。主力の半導 体デバイス事業で車載向け販売が伸び、円安や製品ミックスの良化、米 国子会社の繰延税金資産計上による法人税等調整額の計上などが寄与し た。上期動向を踏まえ、14年3月期計画を47億円から前期比2.9倍の67 億円に上方修正した。

黒崎播磨(5352):14%高の265円。未定としていた14年3月期の 連結業績計画を7日に公表。営業利益で前期比19%増の28億1000万円と した。期末配当は1株当たり3円とし、年間で5円と前期3円50銭から の増配を見込む。4-9月期営業利益は前年同期比42%減の10億6800万 円、耐火物事業で円安による原材料価格の上昇が響いた。

太陽ホールディングス(4626):6.7%高の3095円。4-9月期の 連結営業利益は前年同期比61%増の37億8300万円となり、従来想定の35 億円から上振れたと7日に発表。収益柱のプリント配線板(PWB)用 部材で数量が増加、平均販売単価も前年水準を上回った。前期比6割増 の70億円を見込む14年3月期計画に対する進捗率は54%。いちよし経済 研究所は、投資判断を「B(中立)」から「A(買い)」に上げた。

リンクアンドモチベーション(2170):9.6%高の3万3150円。1 -9月期の連結営業利益は前年同期比43%増の8億3700万円、ときょう の取引開始前に発表。組織診断、人材育成コンサルティングなどを手掛 ける収益柱のビジネス部門が伸びた。13年12月期計画も14億7000万円か ら前期比35%増の15億5000万円に増額。また、11月末時点の株主を対象 に1株を2株に分割するとし、流動性向上も見込まれた。

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