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欧州株:下落、米緩和縮小めぐる懸念強まる-トタルが安い

8日の欧州株式相場は下落。指標の ストックス欧州600指数は週間ベースでの上げ幅を縮小した。米雇用者 数の伸びが予想を大きく上回り、米金融緩和縮小の開始時期が想定より 早まる可能性が懸念された。

フランスの石油会社トタルは1.2%下落。株主による株式売却が嫌 気された。イタリアのフィンメッカニカは6%の大幅安。同社は2013年 通期利益が目標を下回るとの見通しを示した。一方、英国・スペイン系 航空会社、インターナショナル・エアラインズ・グループ(IAG)は 約6年ぶりの高値まで上げた。業績見通しの上方修正が買い材料。

ストックス欧州600指数は前日比0.2%安の322.72で終了。一時 は1.2%下げた。前週末比では0.4%高となった。

ミラボー・セキュリティーズ(ジュネーブ)のバイスプレジデン ト、ジョン・プラサード氏は「米当局が年内に緩和縮小を開始すること はあり得るとの見方が広がった。これが不透明感とボラティリティを高 める要因となっている」と述べた。

米商務省が7日発表した第3四半期の実質GDP(国内総生産)の 速報値は前期比2.8%増と、予想を上回った。この日発表された10月の 米雇用統計によると、非農業部門雇用者数は前月比20万4000人増加。ブ ルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミストの予想中央値は12万人 増だった。

8日の西欧市場では、18カ国中10カ国で主要株価指数が下落。仏 CAC40指数は0.5%下げ、独DAX指数は前日からほぼ変わらず。英 FTSE100指数は0.2%高となった。

原題:European Stocks Drop as Investors Weigh Outlook for Fed Stimulus(抜粋)

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