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ECBの利下げ決定、独連銀総裁ら3人以上が反対-関係者

欧州中央銀行(ECB)の7日の 利下げにはドイツ連邦銀行(中央銀行)のバイトマン総裁と少なくとも あと2人の政策委員が反対したと、ユーロ圏中銀の当局者4人が明らか にした。

関係者の2人が匿名を条件に述べたところによると、バイトマン総 裁のほか、伝統的に独連銀と同調する国の政策委員らはECBの最新景 気予測やより多くのデータが出そろう12月まで利下げの決断を待ちたい 考えだった。利下げはECBのチーフエコノミストであるプラート理事 が提案し、フランス中銀のノワイエ総裁らから支持を得たという。アス ムセン理事は利下げに反対したと関係者の2人が述べた。ECBの報道 官はコメントを控えた。

ECBは7日、政策金利を0.25ポイント引き下げ、0.25%とした。 4年ぶり低水準に落ち込んだインフレ率が物価安定維持の責務遂行を脅 かすと判断した。決定は「十分な過半数」によって支持されたとドラギ 総裁は述べた。ブルームバーグの調査に答えたアナリスト70人のうち利 下げを予想したのは3人のみだった。予想外の利下げ決定を受けてユー ロは7日急落した。

関係者によれば、11月の利下げには23人で構成する政策委員会のメ ンバーの約4分の1が反対した。このグループは12月まで待って、利下 げを流動性措置と組み合わせたより大型のパッケージを検討することを 望んだと関係者の1人が述べた。

17カ国の中銀総裁と6人のECB理事会メンバーで構成する政策委 員らは決定会合での投票行動を開示しない。

独誌シュピーゲルはECBが7月に利下げを検討したものの、バイ トマン氏とアスムセン理事を含む7人が反対したと当時報じていた。オ ランダやオーストリア、フィンランドは今までに独連銀と同調してきた が、関係者はこの日の利下げにどの国のメンバーが反対したかは明らか にしなかった。

--取材協力:Mark Deen. Editors: Craig Stirling, John Fraher

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