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UBS,スイス中銀から安定化ファンド買い取りへ-37.6億ドル

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スイス最大の銀行UBSは、同行救 済の一環として2008年にスイス国立銀行(中央銀行)が不良資産を引き 受けるため設立した「安定化ファンド」を38億ドル(約3730億円)で買 い戻すことに合意した。

中銀によると、UBSの買い戻し価格は9月末時点のファンドのエ クイティ部分の契約で定めたシェアに基づく。この価格での売却は中銀 の2013年の収支に「好影響」を与えるという。

安定化ファンドは2008年10月、UBSを安定させ、スイスの金融シ ステムを支える措置の一環として設立された。UBSは387億ドル相当 のリスク資産をファンドに移管。政府が60億スイス・フラン(約6400億 円)のエクイティを注入したほか、中銀は融資を通じ不良資産処理を支 えた。政府はUBSへの投資を売却し12億フランの利益を得た。

救済合意には、UBSが中銀融資の返済を完了した後に残っている ファンドのエクイティを買い戻すオプションが盛り込まれていた。この 合意に基づき、UBSは中銀に10億ドルと残っているファンド価値 の50%を支払う。中銀は融資により16億ドルの利子収入も得たという。

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