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男性ホルモン補充療法は心臓発作のリスク高める-研究

世界で16億ドル(約1570億円)の市 場規模を持つテストステロン(男性ホルモン)補充療法(TRT)が、 心臓発作や梗塞、死亡のリスクを29%高めることが、同療法と心臓血管 へのリスクの関係を調べた初の研究で分かった。

米国の退役軍人医療制度の下で療法を受けた男性8709人を対象とし た研究で、リスク上昇の原因は特定されていないものの、TRTが睡眠 時無呼吸症を悪化させることとアテローム性動脈硬化および冠動脈プラ ークに関連のある血小板に影響することが判明。研究対象となった男性 の多くは以前に心臓発作を起こした病歴や糖尿病の既往症があった。

研究論文が掲載された米国医師会雑誌(JAMA)のアソシエート エディター、アン・カッポラ氏はTRTについて、「若さの源」だと考 える人もいると指摘。テストステロンは「男性としての精力と筋力、耐 久力を高める。販売促進の宣伝文句もそれをうたっている。効き目だけ ありリスクがゼロの薬などないということも伝える必要がある」と電話 インタビューで語った。

原題:Testosterone Drugs Raise Heart Risk as $1 Billion Market Sought(抜粋)

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