コンテンツにスキップする

仏ソシエテとアグリコルの利益予想下回る-ニューエッジで交渉

時価総額でフランス2位の銀行ソシ エテ・ジェネラルと3位のクレディ・アグリコルの7-9月(第3四半 期)利益は、いずれもアナリストの予想を下回った。デリバティブ(金 融派生商品)ブローカーのニューエッジ・グループと、資産運用会社ア ムンディ・グループの株式持ち分の交換を協議していることを両行は明 らかにした。

ソシエテは7日、7-9月の純利益が5億3400万ユーロ(約712億 円)と前年同期の約6倍に増加したと発表した。ブルームバーグが調査 したアナリスト8人の予想平均(6億3500万ユーロ)に届かなった。一 方、クレディ・アグリコルの7-9月の利益は7億2800万ユーロと、ア ナリスト予想の8億7900万ユーロを下回った。前年同期の損益は28 億5000万ユーロの赤字だった。

7日の発表によれば、ソシエテはクレディ・アグリコルと50%ずつ 出資するニューエッジを完全子会社化することを目指しており、クレデ ィ・アグリコルはアムンディへの出資比率を75%から80%に引き上げた い考えだ。

フランスの銀行は金融危機後の状況に対応するため、事業縮小費用 や不良債権・訴訟引当金の計上に動いている。事情に詳しい関係者の1 人が今週語ったところでは、欧州銀行間取引金利(EURIBOR)の 操作疑惑をめぐり欧州委員会と和解交渉に入っている銀行の中にソシエ テとクレディ・アグリコルも含まれている。

ソシエテの7-9月の不良債権・訴訟引当金などの計上額は、前年 同期の8億9700万ユーロから10億9000万ユーロに増えた。訴訟引当金を 2億ユーロ積み増したことが影響した。同行の狭義の中核的自己資本 (コアTier1)は9月末時点で9.9%と、6月末の9.4%から改善さ れた。「バーゼル3」の下でのレバレッジ比率は3.3%。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE