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米7-9月GDP速報値は2%増に減速か-BN調査

米国の7-9月(第3四半期)の経 済成長は鈍化し、政府機関の一部閉鎖の前から景気拡大が減速したこと を示すとエコノミストは予想している。

ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト87人の予想中央 値によると、7日発表の国内総生産(GDP、速報値)は年率換算で前 期比2%増の見込み。4-6月(第2四半期)は同2.5%増だった。 GDPの約70%を占める個人消費支出の伸びも、ここ2年余りで最も低 いと予想されている。

エコノミスト予想の中央値は、2010年末以降の成長率の平均値と一 致。景気拡大がなかなか加速しない状況を浮き彫りにするとともに、米 連邦準備制度理事会(FRB)の緩和策継続の理由を説明する根拠の1 つになりそうだ。16日間の政府機関閉鎖が企業と消費者の支出を抑制し たことから、エコノミストは10-12月(第4四半期)の成長率予測を引 き下げた

PNCファイナンシャル・サービシズ・グループのチーフエコノミ スト、スチュアート・ホフマン氏は、7-9月の「景気拡大は前期から 若干鈍化したが、全般的に非常に似ていた」と指摘。その上で「緩やか な成長が続くが、失望させられるものだ。政府機関閉鎖で10-12月の成 長の一部が失われた」と述べている。

ハイ・フリクエンシー・エコノミクスのエコノミストによると、7 -9月のGDP統計は住宅ローン金利上昇などから住宅着工の伸びが抑 制され、貿易赤字が前期比で縮小したことも反映する見通しだ。

米商務省はGDP速報値をワシントン時間午前8時半(日本時間午 後10時半)に発表する。ブルームバーグ調査の予想レンジは1.2-3% 増。当初は10月30日に発表予定だったが、政府機関閉鎖でずれ込んだ。

7-9月の個人消費の予想中央値は前期比年率1.6%増と、伸び率 は11年4-6月(第2四半期)以来で最低の見込み。前期は同1.8%増 だった。

同時刻には米労働省が2日終了週の新規失業保険申請件数を発表す る予定。ブルームバーグによるエコノミスト調査の予想中央値は前週 比5000件減の33万5000件。

--取材協力:Chris Middleton. Editors: Vince Golle, Carlos Torres

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