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米設備投資は加速へ、企業の現金保有や金融緩和などが後押し

米国の設備投資の伸びは加速し、同 国の景気拡大の新たな押し上げ要因となる見通しだ。

ゴールドマン・サックス・グループのエコノミストによると、融資 需要や資本財受注など15指標を組み合わせた同行の「設備投資トラッカ ー」では、非住宅投資の加速がすでに始まっている可能性があることが 示されている。同行のエコノミストは2014年の非住宅投資が7.5%増 と、13年見通しの2倍余りの伸びになると予想している。

このような楽観的な見方が広がっているのは、複数のプラス要因が 重なったことが背景にある。米企業は多額の現金を保有している上、金 融緩和が進んでいるほか、機械や自動車など老朽化した耐久財は交換す る必要がある。政府支出の削減や今年1月からの事実上の増税、連邦政 府機関の一部閉鎖が足かせとなっている米経済にとって、企業投資の持 ち直しは歓迎すべき展開だ。

米投資会社アライアンスバーンスタインの世界経済調査担当ディレ クター、ジョー・カーソン氏は、「われわれは投資を力強く押し上げる 可能性のある大きな変化の入口にいる」と指摘。09年6月のリセッショ ン(景気後退)終了以降の状況と比べると、「より広範な改善が見込ま れる」と述べた。

原題:Cash Hoards Lend Thrust to U.S. Capital Investment: Economy (2)(抜粋)

--取材協力:Tim Higgins、Alexandre Tanzi、Tim Catts. Editor: Mark Rohner

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