コンテンツにスキップする

イエレン氏、指名の半年前から金融界トップらとの接触急増

米連邦準備制度理事会(FRB)の 次期議長に指名されたイエレン副議長は、指名が有力との観測が高まっ た今年4月以降、金融業界の巨人たちとの面談や電話のやり取りを頻繁 に行うようになった。

ブルームバーグ・ニュースが情報公開法に基づく請求で入手したイ エレン氏の今年2月から7月までのスケジュールには、一部大手銀行の 最高経営責任者(CEO)との30分間の会談や電話の予定が記載されて いる。

その中にはウェルズ・ファーゴのジョン・スタンプCEO(4月3 日)、JPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモンCEO(同10 日)、モルガン・スタンレーのジェームズ・ゴーマンCEO(同15日) らのトップが含まれており、6月7日のゴールドマン・サックス・グル ープのロイド・ブランクファインCEOとの予定もあった。

米国の金融政策だけでなく、大手金融機関の監督にも責任を持つ FRB当局者が金融業界の経営トップと接触するのは珍しいことではな い。しかし、今年2月よりも前の6カ月間にイエレン氏が個別に会った 主要金融機関の幹部は、ブラックロックのシニアディレクター、ピータ ー・フィッシャー氏とシティグループのマイケル・コルバットCEOだ けだった。

イエレン氏は3月にゴールドマン・サックスのチーフエコノミス ト、ジャン・ハッチウス氏(5日)、元FRB理事で現在はマクロエコ ノミック・アドバイザーズのシニア・マネジングディレクターを務める ローレンス・マイヤー氏(8日)とも1時間程度会談している。

オバマ米大統領は10月9日にイエレン氏を次期FRB議長に指名す ると発表。当初優位とみられていたサマーズ元財務長官は、自分が指名 された場合、上院での指名承認手続きが「とげとげしい」雰囲気の中で 行われることになり、米経済にもオバマ政権にも利益にならないと述 べ、9月に指名を辞退した。

原題:Yellen Met With Blankfein, Dimon as Prospects as Fed Chief Rose(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE