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サントリ食:株価2カ月ぶり下落率-競争激化で予想下方修正

7月に東証1部に新規上場したサン トリー食品インターナショナルの株価が一時3.1%安となり、8月30日 以来の下落率となっている。同社は6日、国内の競争激化、来期以降に 向けたブランドのマーケティングのてこ入れ、欧州経済低迷の影響を受 けることを理由に、今期(2013年12月期通期)の連結純利益を従来予想 の350億円から310億円に下方修正した。

同社株は7日午前の取引で一時3160円まで下げた。午前10時43分現 在、0.6%安の3240円で取引されている。新規上場の公開価格3100円に 対し、7月3日の取引開始日の初値は3120円、7月17日に終値ベースで 上場来高値の3720円をつけていた。

下方修正は6日、東証で開示した資料で明らかになった。修正見通 しはブルームバーグがまとめたアナリスト7人の事前予想平均359億円 を下回った。売上高予想も1兆1300億円から1兆1200億円に、営業利益 予想も750億円から705億円にそれぞれ下方修正した。

東証で記者会見した肥塚眞一郎専務は、500ミリリットルのペット ボトルなど「小容量の商品の販売を大幅に伸ばす計画だったが、前年比 で11%増と、まだ計画に若干届かない」と説明した。会社の当初計画 は15%以上の販売増だったが「新製品がマーケティング投資したほど売 り上げ増とならなかった」という。

海外部門について肥塚専務は、欧州の景気が想定より回復しなかっ たため、値上げを見込んでいたが見送ったと述べた。同社は業績予想の 想定為替レートをユーロについては123円から128円に、米ドルについて は95円から97円に変更した。

サントリ食は、M&A(企業の合併・買収)に最大5000億円を投じ る計画で、9月には英医薬品メーカー、グラクソ・スミスクラインか ら、スポーツ飲料「ルコゼード」などを約13億5000万ポンド(約2142億 円)で買収することで合意したと発表した。

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