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今日の国内市況(11月6日):株式、債券、為替市場

きょうの国内市場の株式、債券、為替相場 は以下の通り。

●TOPIX4日ぶり反発、直近下落業種に買い-トヨタ株高い

東京株式相場は、TOPIXが4営日ぶりに反発。昼休み時間帯 に、一部報道をきっかけにトヨタ自動車通期業績計画の上方修正観測が 広がり、先物高に連れて上昇基調を強た。業種別では、直近の下落が目 立っていた鉄鋼や海運、パルプ・紙などが見直しの動きを受けて上昇率 上位。

TOPIXの終値は前日比9.58ポイント(0.8%)高の1192.16、日 経平均株価は111円94銭(0.8%)高の1万4337円31銭。

セゾン投信運用部の瀬下哲雄ポートフォリオマネジャーは、「足元 で売られていた業種や銘柄を買い戻す動きが見られたが、依然として相 場のこう着感は強い」と言う。国内の決算発表は「まだら模様の印象 で、円安で企業業績が軒並み改善するというシナリオは色あせてきてい

●債券は続落、米債安や株高・円安受け-10年入札順調で一時買い優勢

債券相場は続落。米国債相場の下落に加え、国内株高や円安基調が 売り手掛かりとなった。一方、きょう実施の10年債入札結果が順調とな り、買いが優勢になる場面があった。

東京先物市場で中心限月の12月物は前日比5銭安の144円92銭で開 始し、午前は144円90銭台でもみ合った。午後の取引開始後には144円84 銭と日中取引で10月28日以来の安値となった。その後、午後零時45分の 入札結果発表後には1銭高まで水準を切り上げたが、終了にかけて再び 売られ、結局は12銭安の144円85銭で引けた。

野村証券の松沢中チーフストラテジストは、10年債入札は順調にこ なされてもここ2カ月ほど金利低下を促してきた米量的緩和縮小の先送 りが目先見込みづらくなっていると指摘。「金利水準で購入を促すほど に相場は調整しておらず、週末の米雇用統計への警戒もろう」と言う。

財務省がこの日実施した表面利率(クーポン)0.6%の10年利付国 債(331回債)の入札結果によると、最低落札価格は99円94銭と市場予 想を1銭上回った。小さければ好調とされるテール(最低と平均落札価 格の差)は1銭と前回と同じ。投資家需要を示す応札倍率は3.69倍と前 回の3.74倍からやや低下した。

●ユーロが反発、ECB・米雇用統計にらみ-対円は133円台前半

東京外国為替市場ではユーロ相場が反発。欧州景気の停滞を警戒し た利下げ観測による売り圧力が一服したうえ、対円では日本株の上昇が 追い風となった。

ブルームバーグのデータによると、ユーロは午後3時49分現在、主 要16通貨のうち11通貨に対して前日の終値を上回っている。対円では一 時1ユーロ=133円45銭に上昇し、午前に付けた132円55銭から大きく上 振れた。

外為どっとコム総合研究所のジェルベズ久美子研究員は「ユーロは 近い将来の利下げ観測で下げてきたが、政策決定の直前になって様子見 ムードが広がっている」と指摘。今回は「ドラギ総裁が先行きの金融政 策を示唆する発言をするかが注目点だ」とし、年内利下げの示唆がなけ れば、ユーロは「いったん買い戻される可能性がある」と読む。

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