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アイアンマンでも救い難いHTC、10-12月も営業赤字継続か

アイアンマンでさえ、宏達国際電子 (HTC)を救うのに苦闘している。

台湾のスマートフォン(多機能携帯電話)メーカー、HTCは8月 に映画「アイアンマン」主演俳優のロバート・ダウニー・ジュニアを宣 伝に起用。米国では依然として主要なスマホ提供会社の一角だ。しか し、いまや米アップルや韓国サムスン電子に対抗できる製品を作れるの かが試されている。

HTCが10月に発表した7-9月(第3四半期)決算は11年前の上 場以来で初の赤字となった。さらに5日発表した10-12月(第4四半 期)の売上高見通しは400億-450億台湾ドル(約1340億-1510億円) と、ブルームバーグが集計したアナリスト21人の予想平均の522億台湾 ドルに届かなかった。

主力商品「One(ワン)」の新製品で表示画面を大型化した「O ne Max(ワン・マックス)」などが需要増につながらない見込み で、売上高見通しは2四半期連続で市場予想を下回った。売り上げ低迷 により、営業損益が引き続き赤字となる可能性もある。

元大証券(台北)のアナリストでHTC株を売り推奨しているデニ ス・チャン氏は、「第4四半期の収益けん引役はワン・マックスだが、 あまり競争力はない」と指摘。「ワンは良い製品だったが供給網の問題 に見舞われた。マックスには供給面でのトラブルはないが、強力な製品 ではない」と述べている。

原題:HTC Forecast Misses Estimate on Weak Demand for One Max Handset(抜粋)

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