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ブラックロックとフィデリティのリスク、米当局検証へ-関係者

米資産運用会社のブラックロックと フィデリティ・インベストメンツは、両社が金融システムにリスクを突 き付ける可能性の有無について米監督当局の検証を受ける。事情に詳し い関係者2人が明らかにしたもので、調査は初期段階にあるという。

関係者によると、金融安定監視評議会(FSOC)の10月31日の協 議とブラックロック、フィデリティ両社の調査に関する合意は、 FSOCが両社を金融システム上重要と認定することを必ずしも意味し ない。関係者は同協議が非公開だったことを理由に匿名を条件に明らか にした。

FSOCの事前協議は、2008年のような金融危機の再発防止に取り 組む監督当局と、資産運用業界との数カ月にわたる論争の前触れとなり そうだ。資産運用会社は、経営破綻した場合に金融システム全体を脅か す恐れがあるかどうかをFSOCが法律に基づき審査できる金融機関の 一角。ブラックロックとフィデリティ、投資信託業界は、資産運用会社 が脅威にはならないと主張している。

フィデリティの広報担当、ビンセント・ロポーチオ氏はFSOCの 協議に関する質問に対し、「資産運用業界、特に投信業界がFSOCに よる対処の対象となるようなリスクを突き付けることはないと、当社は 引き続き考えている」と電子メールで返答した。ブラックロックの広報 担当、ブライアン・ビーズ氏は「うわさや臆測にはコメントしない」と 述べた。

原題:BlackRock, Fidelity Face Initial Risk Study by U.S. Regulators(抜粋)

--取材協力:Christopher Condon、Alexis Leondis. Editors: Brendan Murray, Kevin Costelloe

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