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ブラジル・レアルが下落-財政赤字拡大で信認が低下

ブラジル・レアルは5日、対ドルで 下落。スワップレートは上昇した。政府が財政赤字を十分にコントロー ルできず、信用格付けの引き下げを避けられないとの懸念が広がった。

レアルは1.9%安の1ドル=2.2890レアルと、ここ1カ月での下落 率を3.4%に拡大。ブルームバーグが集計している主要16通貨で最も大 きく下げた。2016年1月限のスワップレートは15ベーシスポイント(b p、1bp=0.01%)上昇の11.54%と、2年ぶりの高水準に達した。 財政赤字拡大が借り入れコストの増加につながるとの見方が背景。

9月の財政赤字は拡大。先週発表された赤字幅は229億レアル (約9850億円)と、エコノミストの赤字予想中央値(193億レアル)を 上回った。今年2月は233億レアルと、世界的な金融危機時の08年12月 以来の最悪を記録した。

レメ・インベスチメントスのマネジングパートナー、パウロ・ペト ラッシ氏は電話取材で、相場は「信用力と統率を欠く政府に反応してい る」と指摘した。スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)とムーデ ィーズ・インベスターズ・サービスは今年、ブラジルの格付け見通しを 引き下げた。現在の格付けは両社共にジャンク(投資不適格)級を2段 階上回る水準。

原題:Brazil Real Tumbles on Concern Government Lax on Budget Deficits(抜粋)

--取材協力:Josue Leonel. Editors: Dennis Fitzgerald, Richard Richtmyer

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