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中国一の富豪、ピカソが子供たち描いた絵画を約28億円で落札

中国一の富豪、王健林氏が4日夜、 クリスティーズがニューヨークで開いたオークションで、パブロ・ピカ ソが自身の幼い子供たちクロードとパロマを描いた絵画「クロードとパ ロマ」を2820万ドル(約27億8000万円)で落札した。クリスティーズが 明らかにした。

この作品は1950年に制作されたキャンバス画で、予想価格は900万 -1200万ドルだった。この日のオークションには美術品ディーラー、ジ ャン・クリュジエール氏のコレクションから作品が出品され、このピカ ソの絵画の落札以外は精彩を欠く内容となった。

4日のオークションの落札額は9250万ドル。5日午前の落札額2120 万ドルと合わせると落札総額は1億1370万ドルと、予想されていたレン ジ1億7140万-2億4430万ドルの最低水準を34%下回った。出品され た155ロットのうち29ロットについては買い手が見つからなかった。

クリュジエール氏はホロコースト(ユダヤ人大虐殺)の生存者で、 ジュネーブで有力な美術品ディーラーとなり、2008年に死去した。155 ロットは同氏の遺産から出品され、ピカソの作品29点が含まれていた。

王氏は、クリスティーズのアジア部門のマネジングディレクター、 レベッカ・ウェイ氏を通じてピカソの作品を購入した。同氏の資産評価 額は132億ドルで、ブルームバーグ・ビリオネア指数では84位。中国の 複合企業、大連万達集団の創業者で会長を務めている。同社は商業用不 動産開発や観光業のほか、デパートやホテル、エンターテインメント施 設の運営を手掛ける。

原題:China’s Richest Man Buys $28 Million Picasso at Christie’s (1)(抜粋)

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