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【個別銘柄】三井金やマキタ高い、スクエニ堅調、日医工急落

きょうの日本株市場で、株価変動材 料のあった銘柄の終値は次の通り。

三井金属(5706):前日比4.4%高の259円。4-9月期の連結営業 利益は前年同期比2.1倍の119億円だった、と5日に発表。極薄銅箔など 主力製品での増販、薄膜材料製品の棚卸資産評価の見積もり変更による 影響、円安効果などが寄与した。前期比26%増の209億円で据え置い た2014年3月期計画に対する進捗(しんちょく)率は57%。投資判断 「1(アウトパフォーム)」を継続したSMBC日興証券では、通期計 画は上方修正済みでサプライズはないが、下期計画は全体的に余裕含み とみる。

マキタ(6586):4.1%高の4995円。クレディ・スイス証券は、投 資判断を「中立」から「アウトパフォーム」に引き上げた。一過性の減 益要因による今期業績計画の減額に対するネガティブな反応は行き過ぎ で、押し目買いの好機と指摘。製品、販売体制の強さから、10-12月期 決算時には計画上振れの可能性が注目されるとみる。同証による14年3 月期の連結営業利益予想は570億円から540億円に減額したが、会社計画 の490億円は上回る。

ダイキン工業(6367):3%高の5790円。大和証券は5日、投資判 断を「3(中立)」から「2(アウトパフォーム)」に、目標株価 を4500円から7000円に上げた。新製品投入効果が見込める中国、グッド マンとの生産販売シナジーが注目される米国に加え、先行投資負担のき つかった新興国でも数量増に伴う収益化が視野に入ったとみている。

スクウェア・エニックス・ホールディングス(9684):3.9%高 の1641円。従来0-20億円の赤字と見ていた4-9月期の連結営業損益 は、47億円の黒字になったもようと5日に発表。北米での家庭用ゲーム 機向けソフトウエアの販売、国内アミューズメント機器の販売などが計 画を上回ったほか、経費削減の徹底が寄与した。前年同期は52億円の赤 字。SMBC日興証券では、投資判断を「2(中立)」から「1(アウ トパフォーム)」に、目標株価を1550円から1950円に上げた。

ミツミ電機(6767):8.9%高の683円。14年3月期の連結営業利益 見通しを30億円から15億円に下方修正する、と5日に発表。前期は43 億8200万円の赤字。フィリピン、中国製造子会社で情報通信端末、アミ ューズメント関連新製品の量産移行にかかわる費用が想定より増えるこ とを踏まえた。ただ、アナリストによる事前予想の平均10億円は上回 り、ゴールドマン・サックス証券では慎重な同証予想に対し、さらなる 下振れが回避できた点に安心感と指摘した。

日医工(4541):5.6%安の2305円。14年3月期の連結営業利益見 通しを90億円から前期比0.9%増の83億円に下方修正した、ときょう午 後1時に発表。今後の研究開発費の増加を踏まえた。また、昨年1月に サノフィ社と結んだ抗体医薬のインフリキシマブ(標準品名レミケー ド)後続品の共同開発契約で、内容を一部変更、受託開発機関 (CRO)の役割をサノフィに委託することも発表した。

日本ケミコン(6997):6.6%安の395円。車載用途の電気二重層キ ャパシタの拡販、固定費削減などの効果で4-9月期の連結営業損益 は24億2800万円の黒字だった、と5日に発表。前年同期は40億1700万円 の赤字。ただ、50億円の黒字で据え置いた14年3月期計画に対する進捗 (しんちょく)率は5割以下で、同計画値もアナリスト予想の平均64億 円に届かず、回復力の鈍さを懸念する売りに押された。

大日本スクリーン製造(7735):4.5%安の506円。14年3月期の連 結営業利益見通しを65億円から78億円に上方修正する、と5日に発表。 半導体機器事業(SE)の受注が好調のため。前期は70億円の赤字。た だ、アナリストの事前予想の平均81億円は下回った。野村証券では投資 判断「中立」を継続し、目標株価は545円から514円に引き下げ。受注急 増はポジティブだが、固定費増加、プロダクト・ミックスの変化を考慮 し、業績ピーク期の利益予想を見直した。

ブラザー工業(6448):9.3%安の1012円。14年3月期の連結経常 利益見通しを320億円から前期比28%増の295億円に下方修正する、と5 日に発表。為替の想定レート変更で、為替予約に関する決済差損が増え る影響を織り込んだ。

日本製鋼所(5631):4.6%安の514円。4-9月期の連結営業利益 は前年同期比71%減の23億8400万円だった、と5日に発表。収益柱の産 業機械事業で樹脂製造・加工機械の受注、売り上げが減少、電力・原子 力製品など素形材・エネルギー事業の減収に伴う損失拡大も響く。前期 比49%減の85億円とする14年3月期計画に対する進捗率は28%。

出光興産(5019):4.5%高の8590円。4-9月期の連結営業利益 は前年同期比84%増の514億円となり、従来計画の370億円から上振れた と5日に発表。原油価格の上昇を受け、石油化学製品のマージン上昇な どが寄与した。14年3月期計画も従来の790億円から880億円に上方修 正。前期比では、減益率が29%から21%に縮小する。ドバイ原油価格の 想定をバレル当たり103.9ドルから104.3ドルに見直し。

日機装(6376):9.5%高の1303円。4-9月期の連結経常利益は 前年同期比73%増の35億6900万円となり、従来計画の27億円を上回った と5日に発表。ポンプ製品などインダストリアル事業の堅調、航空機部 品の受注・売り上げの伸長に加え、円安推移による為替差益の計上も寄 与した。また、来年1月1日から単元株式数を1000株から100株に変更 する方針で、流動性の向上も見込まれた。

浅沼組(1852):23%高の192円。4-9月期の連結営業損益は8 億4400万円の黒字と、従来計画の3億7000万円の赤字から改善したもよ うと5日に発表。手持ち工事の採算好転、一般管理費の削減などが寄与 する。前年同期は25億円の赤字。

パスコ(9232):11%高の451円。4-9月期の連結営業利益は前 年同期比11%増の10億9300万円だった、と5日に発表。国内公共部門が 防災・震災復興関連需要で受注、売り上げとも伸びた。前期比12%増 の43億円を見込む14年3月期計画は維持。いちよし経済研究所では、投 資判断を「B(中立)」から「A(買い)」に、フェアバリュー価格 を400円から550円に引き上げた。上期受注高は想定を超し、同経研によ る今期以降の受注予想、15年3月期以降の業績予想を上方修正した。新 たな来期営業利益予想は70億円、従来は56億円。

福山通運(9075):6%安の569円。14年3月期の連結営業利益見 通しを126億円から120億円に下方修正する、と5日に発表。主力の国内 運送事業が堅調な半面、流通加工事業で大型物流センターの開業負担な どが重しとなった上期動向を踏まえた。前期比では3.7%増益が一 転、1.2%減益となる見込み。

三菱食品(7451):5.1%安の2527円。4-9月期の連結営業利益 は前年同期比14%減の69億1200万円となり、従来計画の79億円からも下 振れたと5日に発表。競争激化を背景とした加工食品事業の採算悪化、 低温食品事業では売上総利益の低下、販売管理費の増加などが響いた。 前期比9.7%増の187億円とする14年3月期計画は据え置き。

大陽日酸(4091):4.5%安の622円。14年3月期の連結営業利益見 通しを315億円から前期比21%増の300億円に下方修正する、と5日に発 表。主力のガス出荷の数量減や国内での電力コスト増などが響く。 SMBC日興証券では、収益向上策の進捗遅れや国内、北米でのバルク ガスの需要停滞で主要地域の通期営業利益計画が軒並み減額されるな ど、幾分ネガティブな印象は拭えないとした。

トピー工業(7231):6.7%安の196円。14年3月期の連結営業利益 見通しを74億円から45億円に下方修正した。原材料価格の上昇に加え、 鉱山向け超大型ホイールの需要回復が想定より遅れる見込みとなったた め。前期比では5.9%増益が一転、36%減益になるもよう。期末配当も 1株当たり4円から2円に減らし、前期4円からの減配を計画した。

ネツレン(5976):9.7%高の937円。14年3月期の連結営業利益見 通しを36億円から41億円に上方修正する、と5日に発表。海外子会社の 高強度ばね鋼線(ITW)をはじめ、誘導加熱装置などが堅調だった上 期動向を踏まえた。前期比では5.9%減益が一転、7.2%増益の見込み。 期末配当も1株当たり7円から8円に増やし、上期の8円と合わせ年間 で16円と、前期15円からの増配を計画した。

KYB(カヤバ工業、7242):8.2%高の569円。4-9月期の連結 営業利益は前年同期比42%増の100億円となり、従来計画の93億円から も上振れたと5日に発表。海外で自動車向け製品の販売が増加、為替の 円安効果も寄与した。14年3月期見通しも180億円から前期比79%増 の187億円に増額。

興銀リース(8425):5.4%高の2838円。4-9月期の連結営業利 益は前年同期比49%増の111億円だった、と5日に発表。前年の大型案 件の反動で売上高は1%減ったが、信用コストの改善が寄与した。155 億円とする14年3月期計画は据え置き。

ハーツユナイテッドグループ(旧デジタルハーツ、3676):9.9% 高の2088円。4-9月期の連結営業利益は前年同期比2.4倍の8億5800 万円だった、と5日に発表。デバッグ事業での大型案件増、アミューズ メントリレーションでの新規顧客の開拓も寄与した。上期好調を踏ま え、14年3月期見通しも14億5100万円から16億6000万円に上方修正。

日本アジア投資(8518):8.5%高の115円。4-9月期の連結純損 失は4億8300万円と、前年同期の14億7100万円から赤字が縮小。既上場 銘柄の売却増、大型未上場銘柄の売却実現で営業投資有価証券の売却益 が増加したほか、業績が悪化した投資先企業の減少により、投資損失引 当金繰入額の減少したことなども寄与した。

岩崎電気(6924):9%高の218円。LED道路灯「レディオック ロード」を小型、軽量化した地方自治体向け商品を11月から発売する、 と5日に発表。地方自治体管理の水銀灯のストック市場は300万灯以上 とされ、今後のリニューアル需要の発生が見込まれた。同日公表の4- 9月期連結営業損益は6億8200万円の赤字と、光応用事業の低迷で前年 同期の6億100万円から損失が拡大したが、利益が期末に集中する季節 性があり、11億円の黒字を見込む14年3月期計画は維持。

丸山製作所(6316):6.3%高の272円。13年9月期の連結営業利益 は前期比17%増の17億円と、従来計画の12億5000万円から上振れたもよ うと5日に発表。対米ドルでの円安推移で米州売り上げが想定より増 加、高性能防除機を中心に国内の堅調も寄与した。

新田ゼラチン(4977):5.8%安の1082円。4-9月期の連結営業 利益は前年同期比39%減の5億4500万円となり、従来計画の7億5000万 円からも下振れたと5日に発表。収益柱のコラーゲン事業で原材料価格 の上昇、円安による仕入れ価格の上昇で採算性が悪化、総菜用の食品材 料の低迷なども響いた。前期比5%増の17億円で据え置いた14年3月期 計画に対する進捗率は32%。

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