コンテンツにスキップする

リッチモンド連銀総裁:14年は2%成長を予想-上向く要因ない

米リッチモンド連銀のラッカー総裁 は5日、来年の米経済成長率は2%にとどまり、力強さをもたらす新た な要因が見当たらないとの見方を示した。

同総裁はノースカロライナ州シャーロットでの講演後に記者団に対 し、「来年は2%前後、2%に非常に近い成長率というのが個人的な見 通しだ」と説明。「基本的には成長は来年、上向かないとみている。上 向かせる要因となりそうなものが見受けられない」と述べた。

9月17、18両日の米連邦公開市場委員会(FOMC)終了後、来年 の経済成長率は2.9-3.1%との見通しが示されたが、ラッカー総裁の予 想はこれを大幅に下回っている。ブルームバーグが実施したエコノミス ト調査によれば、米商務省が7日発表する今年7-9月(第3四半期) の国内総生産(GDP)速報値は前期比年率2%増と、4-6月(第2 四半期)の2.5%増から伸びが鈍ったもようだ。

ラッカー総裁は毎月850億ドル(約8兆3800億円)の債券購入につ いては、効果が「不確実」だとして刺激策を縮小するべきだとの考えを あらためて表明した。同総裁は昨年開催されたFOMCでの決定に全て 反対。今年は投票権を持っていない。先月29、30両日のFOMCでは、 景気回復が続くことを示すさらなる証拠を待つ必要があると判断から債 券購入ペースが維持された。

ブルームバーグが先月17、18両日実施した調査の中央値では、政府 機関閉鎖の影響で今四半期の経済成長率は0.3ポイント押し下げられた と試算された。一方、ラッカー総裁は記者団に対し、閉鎖による影響は 「一時的なもの」だろうと語った。

原題:Lacker Predicts 2% Growth in 2014 With No New Source of Vitality(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE