コンテンツにスキップする

豪コモンウェルス銀行の株価が最高値-7~9月は14%増益

時価総額でオーストラリア最大の銀 行、コモンウェルス銀行の7-9月(第1四半期)決算は調整後ベース で14%増益となった。不良債権処理の費用が減少した。発表を受け、同 行の株価は過去最高値を付けた。

6日の発表資料によると、一部項目を除いた監査前の利益は21億豪 ドル(約2000億円)となった。前年同期は18億5000万豪ドルだった。監 査前の純利益も21億豪ドルで、前年同期の18億豪ドルから増加した。

コモンウェルス銀の株価はシドニー時間午前11時33分(日本時間同 9時33分)現在、1.3%高の77.99豪ドル。年初来では25%上昇してい る。

イアン・ナレブ最高経営責任者(CEO)は、正味の利ざやが安定 したことから、市場シェア拡大への取り組みを強化している。豪金融監 督局(APRA)によれば、コモンウェルス銀の住宅ローン供与は1- 8月に5.2%増加。コモンウェルス銀の届け出によると、6月末時点の 企業向け融資のシェアは17.9%と、1年前の17.7%から拡大した。

モーニングスターのアナリスト、デービッド・エリス氏(シドニー 在勤)は電話取材に対し、「今回の決算は通期利益見通しの達成へ軌道 に乗っていることを示す内容だった」と指摘。「コモンウェルス銀は他 行同様、不良債権の減少とコストの伸び抑制が利益に寄与している。た だ、資本は他行ほど強固ではない」と述べた。

コモンウェルス銀の発表資料によると、7-9月期の貸倒引当金は 2億2800万豪ドル。前年同期は2億9100万豪ドルだった。

原題:CBA Rises to Record as Quarterly Profit Climbs 14%: Sydney Mover(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE