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リッチモンド連銀総裁:労働者の技能差が所得の不均衡を拡大

米リッチモンド連銀のラッカー総裁 は、労働市場では大学の学位や高度なスキルの重要性が高まっており、 そうした状況を背景に所得格差がここ数年で悪化したとの認識を示し た。

総裁は5日、ノースカロライナ州シャーロットで講演。「富裕層は その豊かさを維持し、貧困層は貧しいままでいる可能性が高まりつつあ る」と指摘。「大学教育という形でスキルを獲得した人々と、そうでな い人々との間に生じる成果の不均衡が大きな原因になっている」と続け た。

また失業率は7.2%であり、労働市場はなお「脆弱(ぜいじゃ く)」だと説明。雇用主は高度なスキルを必要とする職を埋めるのが難 しい状況だと語った。

さらに、米国では高校生の約8%が中退しているとした上で、それ は「経済的な死刑宣告」を意味することになり、「容認し難いほど高い 水準」だと指摘した。

事前に配布された原稿によれば、ラッカー総裁はこの日の講演で経 済見通しや金融政策については発言しなかった。

原題:Fed’s Lacker Says Widening U.S. Inequality Caused by Skills Gap(抜粋)

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