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アジア・太平洋株式サマリー:香港・印株が下落、中国株は上昇

アジア・オセアニア各株式市場の 動きは以下の通り。

【香港株式市況】

香港株式相場は下落。ハンセン指数はここ1週間余りで最大の値下 がりとなった。消費者関連銘柄が安い。

音響部品メーカーの瑞声科技(AACテクノロジーズ・ホールディ ングス、2018 HK)は7.3%下落。複数の証券会社による目標株価引き下 げが響いた。菓子メーカーの中国旺旺(151 HK)も安い。一方、時価総 額で欧州最大の銀行、英HSBCホールディングス(5 HK)は1.5% 高。7-9月(第3四半期)の利益増加が好感された。

ハンセン指数は続落し、前日比150.67ポイント(0.7%)安 の23038.95で終了。10月24日以来の大幅な下げとなった。構成50銘柄 中、46銘柄が値下がり。ハンセン中国企業株(H株)指数は0.5%安 の10637.15。

アンプル・キャピタルの香港在勤ディレクター、アレックス・ウォ ン氏は「投資家は慎重になっている」と分析。「年末に向けて利益を得 たいと考えている」と述べた。

【中国株式市況】

中国株式相場は上昇。業界てこ入れに向けた改革が導入されるとの 観測を背景に、農業関連銘柄が値上がりした。ハイテク株も高い。

農産物を手掛ける黒龍江北大荒農業(600598 CH)と中墾農業資源 開発(600313 CH)は10%の値幅制限いっぱい上昇。コンピューターサ ービスの楽視網信息技術(北京、300104 CH)は8.8%高。小型株で構成 される深圳証券取引所の創業板(チャイネクスト)指数の上昇をけん引 した。一方、興行銀行(601166 CH)と北京銀行(601169 CH)は下落。 銀国監督当局は市中銀行に対し、過剰生産能力の問題を抱える業界絡み の信用リスクへの対応を促した。

上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の双方に連動して いる上海総合指数は、前日比7.61ポイント(0.4%)高の2157.24で終 了。一時1.2%安まで下げていた。上海、深圳両証取のA株に連動して いるCSI300指数は前日比0.1%高の2383.77。

東呉証券の鄧文淵アナリストは「一部の優良株と小型株が過度に下 落したことを受け、値ごろ感から買いが入った」と説明。打ち出される 改革によって恩恵を受けると考えられる企業も注目されているとした上 で、「ただし出来高を伴っていないため、上昇は限定的だ」と述べた。

【インド株式市況】

インド株式相場は6営業日ぶりに下落。指標のS&Pセンセックス 指数は3日の特別取引で付けた過去最高値から反落した。テクノロジー 株と消費関連銘柄の下げが目立った。

ソフトウエア輸出でインド最大手のタタ・コンサルタンシー・サー ビシズが大きく下げ、同銘柄などで構成するテクノロジー株指数は先 月24日以来の低水準を付けた。たばこ会社ITCは2カ月ぶり安値を付 けるなど、消費関連銘柄も総じて安い。一方、インド銀行は6.3%高 と、7月1日以来の高値となった。4日のインド株式市場はヒンズー教 の祭日のため休場だった。

ムンバイ市場でのセンセックス指数は前営業日比264.57ポイント (1.3%)安の20974.79で終了。相対力指数(RSI、14日間ベース) は3日、売りシグナルと見なされる70に達していた。

【オーストラリア株式市況】

S&P/ASX200指数は前日比41.43ポイント(0.8%)高 の5431.96。

【韓国株式市況】

韓国総合株価指数は前日比11.24ポイント(0.6%)安の2013.93。

【台湾株式市況】

加権指数は前日比91.94ポイント(1.1%)安の8262.20。

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