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「私は解雇されるのだろうか」心配になった時のマニュアル

管理職向けの研修をしていて私はし ばしば、職場で出会うさまざまな兆候をどう解釈すればいいのかという 質問を受ける。雇用主が考えている以上に、私の生徒たちは「私は解雇 されるのだろうか」と心配している。

仕事を減らされる、昇進を逃す、評価が低い、予定外のパフォーマ ンスレビュー、これらは明らかに悪い兆候だ。それ以外で怪しい兆候は と言えば、仕事やチームに関する決定が本人のいないところでなされる 場合だ。自分や自分のチームに関する決定が見えないところで行われて いると感じたら、質問した方がいい。

「上司の管理」も必要だ。自分と自分のチーム、会社全体、上司個 人にとって、何が成功だと上司が見なしているのかを知る必要がある。 率直な対話でこれをまず聞きだし、自分が軌道から外れていないかを時 々確認することが必要だ。

上司に対して求めるものがあるのも当然だ。自身の仕事の成功のた めに何が必要なのか。上司は何を貢献できるのか。上司はどの障害を取 り除いてくれるのか。こうした対話には礼儀をわきまえて臨まなければ ならないが、双方向であることが重要だ。自分のプロジェクトを理解 し、そのために何が必要かが分かっていることを示し、必要な支援を獲 得しなければならない。

支援を必要とし過ぎているように見えるのもいけない。1回の対話 で何もかもを求めないようにしよう。上司の顔色を見て、途中経過の説 明にうんざりしている兆候を読み取ろう。その場合は残りは次回にし て、取りあえず成果を出そう。

職場での立場が悪化している場合は、早めに率直な対話の機会を持 ったほうがいい。しかし最初から自衛に走ってはいけない。私のアドバ イスは、それが解決可能な問題だという姿勢で臨むことだ。不明な点を 上司に問いただし、場合によっては自分の懸念を伝える。上司から答え を得れば、会社にとどまるか新しい職を探すかの判断がしやすくなる。

最終的には会社を去ることになるかもしれない。それでも情報を交 換し状況を把握したならば、次に起きることが避けられない悲劇ではな く、自らの決断だと感じられることだろう。

原題:’Am I Going to be Fired?’ How to Stop Worrying about Your Job and Manage Up(抜粋)

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