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今日の国内市況(11月5日):株式、債券、為替市場

きょうの国内市場の株式、債券、為替相場 は以下の通り。

●TOPIXは小幅に3日続落、業績減額の日産自急落-クボタは急伸

東京株式相場は、TOPIXが小幅に3営業日続落。決算を受けた 銘柄選別の色合いが濃く、通期業績計画を減額した日産自動車が急落 し、TOPIXの下落寄与度1位と全体の足を引っ張った。一方、上期 営業利益が従来計画から上振れたもようのクボタ、通期業績を増額した ミネベアは急伸。

TOPIXの終値は前週末比0.45ポイント(0.04%)安 の1182.58、日経平均株価は23円80銭(0.2%)高の1万4225円37銭。

しんきんアセットマネジメント投信の山下智巳主任ファンドマネジ ャーは、足元の決算内容は良いが、「業績改善のモメンタムが低下する との見方が強まっており、投資妙味が薄れている」と指摘。政府の政策 や企業決算を含め、「先行きに対する期待感がなくなっていることを懸

●債券下落、あすに10年債入札控え売り優勢-長期金利0.6%台に上昇

債券相場は下落。10年利付国債(11月発行)の入札を翌日に控えて 売りがやや優勢だった。長期金利は3営業日ぶりに0.6%台に上昇し た。

東京先物市場で中心限月の12月物は前週末比7銭安の145円00銭で 開始し、直後に144円96銭に下落。その後は株価の伸び悩みを受けて水 準を切り上げ、午後2時前後には一時1銭高の145円08銭に上昇した。 しかし、終了にかけて水準を切り下げ、再び144円96銭まで下落。結局 は10銭安の144円97銭で引けた。

現物債市場で長期金利の指標となる新発10年物国債の330回債利回 りは同1ベーシスポイント(bp)高い0.60%と10月30日以来の0.6%台で 始まり、午前終了前に0.595%を付けた。午後2時半すぎからは再 び0.60%で推移した。5年物の115回債利回りは0.5bp高い0.195%。20 年物の146回債利回りは横ばいの1.50%。30年物の40回債利回りは0.5bp 高い1.65%に上昇した。

岡三証券の鈴木誠債券シニアストラテジストは、債券相場につい て、あすに10年債入札を控えて弱含みのスタートとなったと指摘。一 方、「日銀国債買い入れオペで需給逼迫(ひっぱく)に変化はなく、入 札後には押し目買いが見込める」と話した。

●ユーロが対円で下落、ECB理事会控え売り圧力-豪中銀は現状維持

東京外国為替市場では、ユーロが円に対して下落した。今週の欧州 中央銀行(ECB)による定例理事会を前に、ユーロへの売り圧力が根 強く残った。

ユーロは対円やドルなどで下落。半面、円は午後3時25分現在、主 要16通貨のうち14通貨に対して前日終値比で上昇した。ユーロ・円相場 は1ユーロ=132円93銭前後。一時は132円71銭を付けた。先週のユー ロ・円は、予想以上に低いインフレ率を受けて、132円61銭までユーロ が売られる場面があった。ユーロ・ドル相場は1ユーロ=1.3498ドル前 後で推移している。

バークレイズの通貨ストラテジスト(シンガポール在勤)のハミッ シュ・ペッパー氏は、「われわれはドラギ氏がかなりハト派的になるこ とを期待している。個人的にはユーロの買い持ちを減らすか、売り持ち を増やし始めて、すでに備え始めていると考えている」と述べた。

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