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豪中銀:政策金利を2.5%に据え置き-豪ドルは不快なほど高い

オーストラリア準備銀行(中央銀 行)は5日、政策金利を過去最低水準に据え置いた。豪中銀はバランス の取れた成長を達成するためには豪ドルが下落する必要があるとの認識 を示した。

豪中銀は政策金利であるオフィシャル・キャッシュレートの誘導目 標を2.5%に維持すると発表。ブルームバーグ・ニュースがエコノミス ト31人を対象に実施した調査では、全員が今回の結果を予想していた。 豪ドルが依然として「不快なほど高い」との中銀の声明を受け、豪ドル は下落した。

HSBCホールディングスの豪州担当チーフエコノミスト、ポー ル・ブロクサム氏(シドニー在勤)は「豪中銀がより強い文言を使って いることは明らかだ。可能であれば豪ドルを押し下げようとしていると 思う」と指摘。その上で、「通貨に焦点を絞っているという意味で、ま た中銀にとって豪ドルがなお高過ぎるという事実から、恐らく中銀はや やハト派色を増している」と述べた。

市場は向こう半年間に金利変更の可能性はほとんどないと予想。豪 ドル高は輸出関連業界に打撃を与える一方、インフレ抑制に寄与してい る。過去2年に合計2.25%の利下げが実施されたが、低水準にある借り 入れコストで住宅価格が押し上げられる状況は、中銀が追加利下げに慎 重になる可能性を示している。

豪中銀は声明で「2011年終盤以来の金融緩和が金利に敏感な支出と 資産価値を支えてきた」と指摘。「そうした決定の効果が完全に表れる のはこれからで、もうしばらくかかるだろう。最近は家計の資金需要増 加の兆しが見られるものの、これまでのところ全般的な借り入れペース は比較的低調にとどまっている」と説明した。

原題:RBA Says Aussie ‘Uncomfortably High’ as It Holds Key Rate (1)(抜粋)

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